昭和23年(36陽会)1948年

NO2



〈毎日新聞〉
昭和23年4月4日(日)甲子園
 午後2時40分開始 (審判)浜崎、伊藤、中村、烏丸
▽2回戦
 神戸二中 000 000 200=2
 北野中學 100 000 20X=3


 〔神 戸〕 打安失   〔北 野〕 打安失
 9 岸 本 510   6 水 谷 101
 4 半 田 510   7 長谷川 300
 5 大 西 420   4 廣 瀬 310
 7 藤 池 520   9 山 本 410
 3 迫 平 200   8 吉 沢 400
 8 結 崎 200   1  橋  410
 1 河 野 101   2 梅 田 100
 2 向 井 310   5 品 川 410
 5 片 岡 303   3 多 湖 400
     計 3074       計 2841

 (暴投)橋(時間)2時間

〔評〕北野橋投手は荒れ気味であったが神戸が高めの球を振ってくれるので後半にいたるまで大した破綻も見せずにすんだ。1対零のまま後半に入り七回両軍仲良く二点ずつを獲得したが四球と失策とスクイズの混戦であり見栄えのあるプレーはなかった。

 神戸は八回一死満塁の好機に恵まれたが貧打に空しくついに北野に凱歌があがった。この試合後半において乱戦となり形勢は逆転また逆転ながら内容は貧打戦であった。