2007年 夏の大会までの戦績

夏の大会

第89回全国高校野球選手権兵庫大会
  6月 7日 朝日新聞にメンバー表が掲載されました。 掲載内容はこちら(6/15)

6月29日 抽選日

7月 8日 開幕 第89回全国高校野球兵庫大会開幕を迎えて (7/9)
         武陽野球倶楽部
 42陽会 田中博人(兵庫県大学野球連絡協議会代表、元甲南大監督)
 

▽2回戦 7月17日(火) 
 対姫路東 高砂球場  14:20−16:40
                       写真はこちら
(7/22)
  兵庫、無念のサヨナラ負け
  緒戦の壁、またも破れず
 

兵 庫 201 001 000 0 |4
姫路東 000 211 000 1X|5
 

(2007.7.18 朝日新聞掲載記事)

 

姫路東は延長10回、2四球で2死一,二塁とし、岩城の適時二塁打でサヨナラ勝ち。
序盤優勢の兵庫は7回以降1安打で、9回2死満塁の好機を生かせなかった

(2007.7.18 神戸新聞掲載記事)
 

【評】姫路東は先行されながらしぶとく食らいつき、延長10回にサヨナラ

 

 

勝ち。
1点を追う6回、井出の左前適時打で追いつくと、10回は四球を足場に2死二塁とし、岩城が中前に二塁打を放って決着をつけた。
兵庫は1回に山下の2点適時二塁打で先制したが、終盤は好機にあと1本が出なかった。

 

兵庫・西村悠紀投手(延長10回で力尽き)「最後は腕が振れていなかった。内外野ともよく守ってくれていた。打たれて負けたことが申し訳ない。悔しいけど、いい夏だった」
 

「評」:兵庫高校 野球部 中原部長(2007.08.30追)

兵庫は初回、相手のエラーで出たランナーを2年生山下のレフト左を抜くタイムリー2塁打で還し2点を先制。さらに3回にも主将安広のタイムリーで1点を追加、試合の主導権を握ったかにみえた。ところが4回、それまで姫路東をパーフエクトに押さえていたエース西村が突如乱れ2点を献上、5回には同点とされる。すかさず6回兵庫は再び山下のタイムリーで勝ち越しするも、その裏姫路東はあっさり同点に追いつく。

8回1死満塁のピンチをしのいだ兵庫であったが、延長10回裏西村が力尽き、サヨナラ負けを喫する悔しい結果となった。
 

観戦記 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田直人 (元デイリースポーツ社記者)

 第89回全国高校野球兵庫大会第7日の7月
17日、兵庫高校は緒戦(2回戦)を高砂球場で姫路東と戦った。試合は追いつ追われつの接戦の末、延長十回、兵庫高校がサヨナラ負けを喫し、またも緒戦の壁を破れなかった。 

 非情の白球が左中間に飛んだのは延長10回裏だった。粘投の兵庫のエース西村は、その瞬間、勝利の女神から背を向けられた。2四球で迎えた二死一,二塁のピンチ。岩城に痛恨のサヨナラ二塁打を許した。

 序盤は兵庫のペースだった。1回、2つの敵失を足場に二死一,三塁とし、山下が右中間に二塁打を放ち2点を先行。3回にも森脇、安広の長短打で1点を加えた。

 3回まで3人ずつで片付けてきた西村は4回、死球をはさんで2長短打を浴び2点、5回にも2長短打を許して同点に追いつかれた。

 6回、兵庫が山下の中前適時打で1点を勝ち越すと、その裏姫路東も2長短打で同点に追いつくなど大接戦。西村は8回一死満塁のピンチをしのぐなど踏ん張ったが、土壇場で制球の乱れが響いた。6回、4−3としたあと、なお一死二,三塁の追加点機を逃したのが惜しまれる。
 

 

 

 

 

 

姫路東

E

 

 

(3年)

 

3

0

0

 

G

 

 

 

5

1

0

C

 

中 

 

垣 

(3年)

 

5

0

0

 

H

 

 

 

5

1

0

F

 

 

(2年)

 

4

1

0

 

C

 

 

3

1

0

H

 

 

(3年)

4

1

1

 

F

 

 

 

4

2

1

A

 

 

(2年)

 

4

2

3

 

B

 

 

 

4

0

1

@

 

西

 

(3年)

 

4

0

0

 

D

 

 

 

5

2

1

G

 

 

(3年)

 

5

1

0

 

@

 

 

 

1

0

0

B

 

 

(3年)

 

3

0

0

 

 

 

 

1

1

0

D

 

 

(3年)

 

4

1

0

 

 

 

 

0

0

0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3

1

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A

 

 

3

0

0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

E

4 

 

 

3

0

0

 

 

 

 

 

 

 

36

6

4

 

 

 

 

 

 

37

9

4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8

4

3

2

 

 

 

 

 

 

 

 

3

5

1

5

 

 

 

 

西

9 2/3

37

9

3

5

1回表

敵失で2死一、三塁とし、山下の適時右中間二塁打で2点先制

1回裏

西村、三者凡退に討ち取り好調な立ち上がり

3回表

2死後、森脇右中間二塁打、安広左前安打で追加点

4回裏

単打、適時二塁打、内野ゴロで2点を返される

5回裏

ライト線二塁打、犠打、パスボールで同点に追いつかれる

6回表

敵失で無死一、三塁とし、山下中前安打で勝ち越したが、その後の好機をものに出来ず1点にとどまったのが、痛かった

6回裏

1死後、レフト線二塁打、左前安打で再び同点に追いつかれる

8回裏

二安打、四球で1死満塁の大ピンチも後続を絶つ

9回表

内野安打、敵失、四球で2死満塁のチャンスを生かせず

10回裏

2四球で2死一,二塁とされ、適時二塁打でサヨナラ負け

定期戦
 

平成18年5月10日(木) 兵庫高校グラウンド
                         13:58〜15:24                                      
                              観戦記(写真を含む)こちら(改5/16)
兵庫 54勝40敗3引き分
投・攻・守に一日の長 神戸高校が快勝

兵 庫 0 0 0   0 0 0   0     0
神 戸 0 1 1   2 0 1   X     5
               
E     (3年)   2 0 0     G         3 0 0
C     (3年)   2 0 0     E         3 0 0
4     (3年)   1 0 0     B 1       3 1 0
G     (3年)   3 0 0     A         2 2 0
H     (3年) 3 0 0     H         3 3 2
A     (2年)   3 2 0     F         1 0 1
@   西   (3年)   1 0 0     @ 3         2 1 0
F 3   (3年)   2 0 0     C         2 0 0
B     (3年)   1 0 0     D         1 0 1
H 7   (2年)   1 0 0                        
D     (3年)   2 0 0                        
          21 2 0                 20 7 4
                                         
                     
        西 村 6 20 7 1 5           6 17 2 5 3
                            1 4 0 1 1
 

(試合経過)
神戸は、2回、スクイズで先制点をあげ、3回は四球、盗塁、敵失と無安打で加点、4回は無死2,3塁、5番小丸の左中間2塁打で駄目押しの2点と効率のよい攻めで、終始優勢に試合を進めた。一方兵庫は、2回、4回、5回と再三得点圏に走者を進めたが決定打がでなかった。

 

「評」:兵庫高校 野球部 中原部長(2007.08.30追)

午前中の雨で開始が危ぶまれたが、その後必死のグラウンド整備によって、予定を30分ほど遅らせての開始となり、7回までの短縮試合となった。

1回は両チームとも3者凡退に終わる無難な立ち上がりだったが、2回神戸が先制。

その後神戸は得点を着々と重ねていく。一方兵庫は2年生の山下が2安打を放っただけで、打線が全くふるわず完敗となった。

2007年(平成19年) 春季大会地区予選
 

中地区大会試合結果はこちら(4/7)

4月日(土)決勝戦 対市神港 

            9:50−11:20(市神港栄グラウンド)
 

久しぶりの春季県大会出場を逃す。残念・・・
                               写真はこちら
(4/11)

 
兵 庫 0 0 0   0 0 0   0 0 1 1
市神港 0 0 0   0 2 1   0 0 X 3
 
   
E     (3年)   4 1 0 0 0
C     (3年)   4 3 0 0 0
G     (3年)   3 0 0 0 1
H     (3年) 3 0 1 1 0
A     (2年)   4 1 0 0 0
@   西   (3年)   3 1 0 0 0
F     (2年)   3 1 0 0 0
B     (3年)   3 0 0 1 0
PH     (2年)   1 1 0 0 0
3     (3年)   0 0 0 0 0
D     (3年)   2 0 0 0 1
          29 8 1 1 1
                     
           
        西村 8 26 8 1 4  
(試合経過)

3回表

森脇中前安打で出塁、二死2塁、太田中前安打で本塁突入も好返球に刺され先制ならず。

4−5回表

先頭打者安打、三塁打 と得点圏まで走者を進めたが決定打がでなかった。

5回裏

無死一,三塁とされた後、右前安打、中犠飛で2点を先制された。

6回裏

一死後安打、犠打、右前安打で駄目押しの1点を奪われる。

9回表

先頭打者中垣、この日3本目の安打で出塁。クリーンアップに打順が回り、逆転の期待を抱いたが、安広の遊ゴロで1点を返しただけに終わる。

「評」:兵庫高校 野球部 中原部長(2007.05.06追)
市神港は5回、ヒットやエラーで出塁したランナーを返し、2点を先制。さらに6回もエラーで出塁したランナーが返り追加点。兵庫は5回、無死からセンターオーバーの3塁打を放った西村を返せず、9回に何とか1点を返したものの敗戦した。
兵庫の守備の乱れが相手の得点に結びついた試合だった。


4月5日(木)準決勝 対鈴蘭台    

            12:10−14:00(市神港栄グラウンド)
 

内外野の堅守で勝利
                           写真はこちら
(4/7)

 
兵 庫 0 0 0   1 2 0   1 1 0 5
鈴蘭台 1 0 0   0 0 0   0 0 1 2
 
   
E     (3年)   4 1 0 1 0
C     (3年)   5 2 2 0 0
G     (3年)   4 0 0 0 0
H     (3年) 3 0 0 1 0
A     (2年)   4 2 0 0 0
@   西   (3年)   2 1 1 0 2
F     (3年)   3 0 0 0 0
H7   (2年)   0 0 1 0 1
B     (3年)   3 0 0 1 0
D     (3年)   4 1 0 0 0
          32 7 4 3 3
                     
             
        西村   32 10 0 4  
(試合経過)
1回裏

四球後、4番打者の左中間2塁打で先制される。

4回表

エラーで出塁の走者を三塁に置き、6番・西村の適時打で同点。

5回表

四球の走者を1番・太田、2番・中垣の連打で逆転。

7回表

9番・差尾左前安打、2番・中垣左翼線2塁打で駄目押しの1点。

8回表

先頭打者中前安打、失策、犠打で三進の走者をPH森脇がライト犠牲フライを放ち、貴重な追加点をあげる。

8回裏

先頭打者に右翼線2塁打を浴びるも、レフトの好守で併殺に切り抜ける。

9回裏

2死後、連打を浴び1点を返され、尚2死満塁のピンチもショートゴロに討ち取り逃げ切る。

「評」:兵庫高校 野球部 中原部長(2007.05.06追)
鈴蘭台は1回、1点を先制。兵庫は4回エラーで出塁した角元を、西村がレフト前のタイムリーで返し同点に追いつく。続いて5回、兵庫は中垣のタイムリーなどで2点を追加。
7回にも再び中垣のタイムリー、8回には森脇の犠牲フライで駄目押し点を追加し快勝した。


4月2日(月)2回戦(1回戦不戦勝) 対神戸甲北     

 

          12:50−15:00(神戸村野工ひよどりグラウンド)
延長10回 サヨナラ勝ち。
エース西村 毎回12奪三振の力投。4番安広 好機に長打。
                                  写真はこちら(4/4)

 
神戸甲北 0 0 2   0 0 0   0 1 0   0 3
兵  庫 0 1 1   0 0 0   0 0 1   1X 4
 
     
E     (3年)   5 2 1 1 0
C     (3年)   2 0 0 1 1
PH     (2年)   1 1      
G     (3年)   3 1 0 1 1
H     (3年) 4 3 2 0 1
A     (2年)   5 1 0 0 1
@   西   (3年)   4 0 0 0 0
F     (3年)   5 2 0 0 0
B     (3年)   3 1 0 0 2
D     (3年)   5 1 0 0 0
          37 12 3 3 6
                     
             
        西村   36 7 12 3  
(試合経過)
 

2回裏

相手内野守備の乱れで、先取点をあげる。

3回表

死球、左前安打、失策で2死二,三塁後、右前安打を浴び、逆転される。

3回裏

2死後、内野安打、安広の適時2塁打で同点に追いつく。

4、6、7回裏

再三、得点圏に走者を進めるが、追加点を奪えない。

8回表

先頭打者中前安打、バントで2進後、遊撃手の悪送球で、逆転される。

9回裏

PH森脇右前安打、バントで2進後、4番・安広が同点に追いつく貴重な左中間2塁打を放った。

10回裏

内野安打の走者を二塁に置き、1番・太田右中間サヨナラヒット。

「評」:兵庫高校 野球部 中原部長(2007.05.06追)
 兵庫は2回、山下の内野安打を足がかりに1点を先制するが、3回、神戸甲北はすぐに2点を返し逆転。しかし兵庫も3回二死から出塁した角元を、主将安広がレフトオーバーの2塁打で返し同点に追いつく。その後8回に甲北が追加点を取るが、兵庫は9回裏再び安広がセンターオーバーの同点タイムリーを打ち延長戦へ入る。
兵庫は10回、エラーで出塁した野村を、二死から太田が右中間を破るタイムリーで返し、粘りの末見事サヨナラ勝ちを収めた。


 

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