昭和34年(47陽会)1959年

NO4

昭和34年7月28日(火)甲子園
▽準々決勝
  県兵庫 000 000 000=0
 加古川東 031 000 01X=5


 〔県兵庫〕 打得安振四犠盗失
 遊 桑 原 40010001
 一 牧之内 30011000
 左 中 村 40100000
 三 徳 田 40100010
 投右投国本 30001000
 捕右 丹羽 30210000
 二 上 田 30010000
 二 網 野 00000000
 中 長谷川 30010000
 右 笹 山 00001000
 投 伊之坂 00000000
 捕 山 下 20000000
     計 290453011

 〔加古東〕 打得安振四犠盗失
 遊 高谷靖 32201010
 三 大 崎 40200010
 中 永 田 40200000
 投 川 嶋 41200000
 捕 伊 達 30100100
 一 高 尾 21001000
 二 吉 本 31100000
 左 池 田 30000000
 右 高谷泰 30010000
     計 2951012120

 ▽三塁打=吉本 ▽二塁打=丹羽、高谷靖 ▽併殺=県3、加1 ▽暴投=国本

○…捨て身の戦に優勝候補県尼崎を破った県兵庫は、今度は加古川東に追われる逆な立場になって、前日ほどの激しい闘志がみられず、前半の失点を返せないまま完敗した。加古川東は、好機に適時打して県兵庫を圧倒、準決勝へコマを進めた。

○…県兵庫は四回までほとんど好機らしいものがなく、五回先頭の国本が四球に出て丹羽の左前安打で無死一、二塁、つづく上田遊ゴロに二、三進して一打二点の絶好機を迎えたが、長谷川、山下ともに三ゴロとなり後続がなく、六回も一死後一、二塁においてたのむ四番徳田が遊ゴロに終わってダブられ、内外角に速球を決める加古川東川嶋投手に押さえられて、シャットアウトに退いた。

○…県尼崎戦に好投した県兵庫国本投手は連投の疲れからかこの日は球威なく、加古川東は積極的に攻めて10安打を奪い二回はやくも安打の川嶋、四球の高尾を一、三塁において、七番吉本が左中間に大三塁打を放って二点を先取、吉本も投手の暴投に生還して計三点、三回には継投した伊之坂から高谷(靖)大崎、永田が連続安打して一点を挙げるなど、すばらしい攻撃で、八回にもダメ押しの一点を加え、県兵庫を寄せつけなかった。

(昭和34年度優秀選手)徳田 隆史

[第2回県高校選抜野球西脇大会]
昭和34年8月22日(土)西脇
▽1回戦
 須 磨 000 000 000=0
 県兵庫 000 200 02X=4


 (須)3243502   谷牛−津田
    打安振四盗失
 (兵)34148252   望月、国本−山下、丹羽

昭和34年8月23日(日)西脇
▽準決勝
 育 英 000 000 202=4
 県兵庫 000 200 000=2


 (育)3291313   福田、柏−富田
    打安振四盗失
 (兵)3257301   伊之坂、国本−山下、丹羽