[第10回県高校選抜野球洲本大会]
昭和34年4月11日(土)三熊球場
▽1回戦
県兵庫 002 310 000=6
洲本実 200 000 000=2
(兵)4014422 国本−山下
打安振四失
(洲)302413 辻野−芝
*2回戦以降、雨天のため大会中止
〈神戸新聞〉
[県春季高校野球大会]
昭和34年4月26日(日)神戸市民球場
▽1回戦
柏 原 000 000 000 00=0
県兵庫 000 000 000 01=1
(延長戦11回)
(柏 原) 打安失 (県兵庫) 打安失
6 三 村 501 97 中 村 520
4 荻 野 410 7 八 木 200
3 芦 田 400 91 国 本 110
7 水 本 510 4 上 田 511
19 井 尻 420 5 徳 田 310
2 船 越 300 6 桑 原 410
9 福 井 200 8 長谷川 300
98 西 本 210 H 丹 羽 100
8 山 名 300 8 大 塚 000
91 石 井 110 3 牧之内 410
5 常 岡 300 1 伊之坂 300
9 笹 山 100
2 山 下 400
犠盗振球残併打安失 犠盗振球残併打安失
2212703661 1352803671
◇捕逸=船越 ◇審判=大村、大黒、林 ◇試合時間=2時間26分
〔評〕柏原には全く惜しい敗戦だった。先発井尻が外角へ流れるカーブで好投を続け、十回には一死一、三塁という絶好機をつかんだ。この回柏原は先頭井尻が中前打、船越のバントで送られたあと西本も中前打したが、西本二盗のとき、飛び出した三塁走者が2−4−5で刺された。そのあと石井の右前打が出ただけに柏原にとしては無念の逸機だった。
○…兵庫は十一回先頭中村が中前打し、二盗。国本の三塁線バントは投手野選となって一、三塁。柏原はここで石井をリリーフさせた。
しかし上田の右飛はおりからの強風に押し流され、二塁後方に落ちるラッキーなサヨナラ安打となった。兵庫の勝利は順当だが打線のもろさ、ことに外角球に対する弱さが目立っていた。
昭和34年5月3日(日)神戸市民球場
▽2回戦
赤 穂 000 011 011=4
県兵庫 000 000 200=2
(赤 穂)打安失 (県兵庫) 打安失
7 山 本400 97 中 村 310
4 出 口410 7 八 木 300
6 山 二431 1 伊之坂 100
8 塚 本310 4 上 田 400
5 中 田420 5 徳 田 410
1 加 藤311 6 桑 原 310
3 松 尾420 19国 本 410
9 大 川300 8 長谷川 410
2 中 丁310 2 山 下 100
2 丹 羽 200
3 牧之内 301
犠盗振球残併打安失 犠盗振球残併打安失
14313032112 0163613251
◇三塁打=山二、中田 ◇二塁打=中村 ◇審判=大村、前田、西谷
◇試合時間=1時間43分
〔評〕兵庫の左腕国本は、直球に伸びがなく、カーブも甘かった。赤穂は五、六回、駿足を利して一点ずつを先行した。五回の松尾、六回の山二はいずれも見事な走塁を見せた。
七回一度は兵庫に追いつかれたが、八回にも代わった伊之坂から出口、山二の連続長単打で勝ち越し点をあげ、九回にも三塁打の中田を加藤のスクイズで還した。兵庫は七回敵失と中村の二塁打でタイにしたものの、リリーフ伊之坂にまで球威がなくてはしようがなかった。
[対県神戸高野球定期戦]
昭和34年5月21日(木)神戸市民球場
県神戸 000 010 000=1
県兵庫 000 000 002=2
○兵庫 劇的な9回裏の反撃○
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