2015年(平成27年)

ーム概要

3年生部員 18名
2年生部員 23名
1年生部員 12名
マネージャ− 4名
     合計 57名

 

チーム陣容はこちら

第97回 全国高校野球選手権記念 兵庫大会
夏の大会
 

 

 

▽7月20日(月) 3回戦 対 須磨友が丘
                   (
明石トーカロ球場)

 第97回全国高校野球兵庫大会で兵庫は7月20日、明石トーカロ球場で須磨友が丘と3回戦を戦った。試合は先制した須磨友が丘のペースで進み、中盤以降は白熱の投手戦。

兵庫は、須磨友が丘のエース新井から好機を生かせず、無念の完封負けを喫した。


   兵庫、無念の完封負け
   8回一死満塁生かせず
                                    

 
兵   庫 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
須磨友が丘 1 0 2 0 0 0 0 0 X 3
スコア(PDF)[武蔵健児 武陽野球倶楽部会長作成分]こちら
【兵     庫】
E 4 1 0
C 4 1 0
G 4 0 0
H 4 1 0
B 2 0 0
H 3 2 0 0
F 3 1 0
F 4 1 0
D 3 0 0
@ 1 0 0
1 2 0 0
            33   5   0
【須磨友が丘】
G 4 0 0
E 4 2 0
D 3 1 0
@ 3 2 2
B 4 1 1
C 4 2 0
4 0 0 0
F 2 0 0
G 3 0 0
H 1 0 0
9 鹿 0 0 0
A 3 0 0
            31   8   3
▽二塁打 今井、新井

観戦記 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】 

 ナインに涙はなかった。精一杯プレーした満足感からか、それとも完敗に終わったせいか。それでも瀧下主将は「勝てる試合だったのに…」と悔しさをにじませた。栄監督は「前の試合(川西明峰戦)に続いて、先に点を取られて追う展開になったので、苦しかった」と振り返った。

 先発の中本は序盤で崩れた。1回一死から今井に右中間二塁打を浴び、二死後、新井の中前適時打で先制点。3回はバックに足を引っ張られた。一死後、今井の一ゴロを岩田がトンネル。二死二塁から3連続長短打で2点を追加された。「調子は悪くなかったが…」とはいうものの、中本にとって不本意なマウンドになったのは確かだ。

 須磨友が丘の新井は内外角の出し入れがうまく、制球力もよかった。そんな新井に兵庫はてこずった。5回二死から山本純、松本の連打で一、二塁と初めて好機をつかんだものの、大野が三振に倒れた。

 兵庫のマウンドは5回、一死一、二塁のピンチを迎えたところでエース松浦。次打者を二ゴロ併殺に仕留めた。「前回より調子はよかった」という松浦は最後まで追加点を許さない力投だった。

 兵庫が大きな好機を迎えたのは8回だ。一死から大野が振り逃げで出塁。敵失と瀧下の右前打で一死満塁とした。俄然、盛り上がる兵庫ベンチ。だが、平井、斎藤がともに三ゴロに倒れて無得点に終わった。

 須磨友が丘の新井は完封と2打点。兵庫はそんな相手エース一人にやられた形で、4回戦進出を逃した。「しっかりと守らなければウチは勝てない」栄監督が常々漏らしていた守りの不安が現実となった試合でもあった。

  

 

▽7月14日(火)2回戦 対 川西明峰
                   (
高砂球場)

第97回全国高校野球兵庫大会で兵庫は7月14日、高砂球場で川西明峰と対戦した。2−3とリードされた終盤に打線が奮起して逆転。計10点を奪って、緒戦の2回戦を大差で勝ち抜いた。

 兵庫、終盤に打線が奮起
   大量リードで緒戦を突破
                                       

写真はこちら
川西明峰 0 0 3 0 0 0 0 1 0 4
兵 庫 0 0 0 0 2 0 3 5 X 10
スコア(PDF)[武蔵健児 武陽野球倶楽部会長作成分]こちら
【川西明峰】
B 1 9 4 0 0
C 3 2 2
E 4 1 1
A 4 2 0
H 1 西 4 0 0
@ 3 4 1 1
D 3 0 0
G 3 1 0
H 1 0 0
F 2 0 0
H 1 0 0
            33   7   4
【兵    庫】
E 5 2 2
C 4 2 2
G 4 1 3
H 7 5 1 0
B 3 1 0
A 3 1 0
F 4 3 1
R 9 0 0 0
D 2 0 0
@ 1 0 0
H 1 0 1
1 1 1 0
            33   12   9
▽三塁打 齋藤
▽二塁打 清田、瀧下、湯水、
後藤田、松本

観戦記 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】 

 鮮やかな逆転勝ちに兵庫ベンチは沸いた。2年連続の緒戦突破。「負けるわけにはいかない。どうしても勝ちたかった」試合後の瀧下主将の声は弾んでいた。100年目を迎えたこの大会。第1回の代表校として、8月の甲子園大会に復刻ユニホームを着て行進することになっている。伝統校主将としての意地がそこにあった。

 大差の勝利も中盤までは苦戦した。先発の2年生中本が3回、4長短打を許して3点の先行を許した。「3年生の先輩にとっては最後の大会。しっかり投げてゲームを作りたかったのですが…」5回を投げて乱れたのはこの回だけ。その踏ん張りがそのあと生きてくる。

 兵庫が反撃に転じたのは5回。山本純、松本の連打などで一死二、三塁とし、山本大の一ゴロと瀧下の左中間二塁打で2点奪い、1点差に迫った。こうなれば追う者の強み。終盤、一気呵成の逆転劇が待ち受けていた。

 7回無死から松本が右前打。続く大野は四球を選び、松浦の送りバントで一死二、三塁とした。ここで登場したのが瀧下。「何が何でも打ちたかった」その意気込みが右線適時打を呼び、敵失もからんで2者が還って逆転し、平井の中前適時打でこの回3点をもぎ取った。

 「追いつけそうで、なかなか追いつけなく、どうなるかと思ったが、瀧下の一打でうちのペースになった。あの子は勝負強い子なので、なんとかしてくれると思っていた」栄監督はホッと一息だ。

 8回はもっとすごかった。松本の右中間二塁打、齋藤の中越え三塁打など4長短打を集めて一気に5点。勝負を決定づけた。6回から救援した松浦は4イニングを1失点に抑える好投。「最近、調子が上がってきているので自信はあった。相手打線は引っ張りが多かったので外角攻めでいった」と松浦。継投策も実って、グラウンドに勝利の校歌が流れた。

 

 


定期戦
 

2015年5月7日(木) 神戸高校グラウンド

 平成27年度の神戸高校との定期戦が5月7日、神戸高校グラウンドで行われた。伝統の一戦は追いつ追われつの接戦となった。そんな中、兵庫は守りのミスが続出。7回、4点差を追いついたが、8回にエラーがらみで2点を失い、敗れた。
 

                              兵庫、猛追撃も及ばず

                              明暗分けた守備力の差

神 戸 0 0 2 1 2 0 3 2 0 10
兵 庫 0 1 1 0 1 1 4 0 0 8
【神  戸】
D 4 5 1 1
G 5 1 0
B 5 5 5 0
H 3 1 0
F 4 3 3
@ 3 5 1 2
E 4 1 2
C 1 4 0 0
1 0 0 0
A 3 0 0
          38   13   8
【兵  庫】
F 2 0 0
H 7 1 0 0
7 0 0 0
C 1 0 0
H 1 0 0
4 1 0 0
E 4 0 0
H 3 0 0
A 3 0 1
G 4 1 1
B 3 3 1
3 2 0 0
D 3 1 1
@ 3 1 0
1 0 0 0
1 0 0 0
          31   6   4
▽二塁打 川田、岩田、高谷、内田


定期戦観戦記
 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】  

 五月晴れの好コンディション。そこへ両校生徒による応援団の熱っぽい声援と、威勢のいいブラスバンドの演奏が定期戦を一層盛り上げた。

 そんな雰囲気に呼応するように、試合は追いつ追われつの大接戦だ。兵庫は2回、二死一、三塁でボークに恵まれて1点を先行。3回、3長短打で2点を許し逆転されると、その裏二死三塁から敵失で同点とした。

 兵庫に守りのミスが出たのは中盤に入ってから。4回、無死から二塁手と一塁手が連続エラー。バントで二、三塁とされたあと、犠飛で1点を勝ち越された。さらに5回にも一死一、二塁から二塁手のエラーと犠飛で2点を献上した。

 3点差を追って、それでも兵庫の攻撃は粘り強かった。5回松本の四球を足場に2つの暴投で1点。6回には齋藤の右前打のあと岩田が左線に二塁打して1点差に追いついた。

 7回、疲れの出た松浦が3長短打などで3点を許すと、その裏すぐ反撃。無死から5連続四死球と大野の中前打で4点を奪い同点とした。

 追いつ追われつの大接戦に兵庫がケリをつけられたのは8回。3安打とエラーで2点を許した。

兵庫の失策数は5。そのほとんどが失点に結びついた。野球にミスはつきもの。エラーは責められないとしても、マウンドの先発松浦の足を引っ張り敗戦につながったのは確かだろう。大きな課題が浮き彫りになった。

栄監督の話「守りの差がでました。弱いチームの典型です。つねに守りの向上に取り組んでいるのですが…」

松浦投手の話「調子は普通でした。ただ、終盤、疲れから球に勢いがなくなった感じがします」


2015年(平成27年)度 春季県高校野球地区大会・神戸地区 Cブロック

 

神戸(C・D)地区 Cブロックの結果はこちら

 
▽3月31日(火)2回戦 対市神港
     (村野工グラウンド)

      兵庫、追撃実らず悔しい敗退
      エース松浦、踏ん張り切れず

 平成27年度春季県高校野球地区大会がスタート。神戸地区Cブロックの兵庫は3月31日、村野工グラウンドで市神港と対戦した。先攻された兵庫は反撃を試みたが、先発の松浦が追加点を許して悔しい緒戦敗退となった。
市神港 0 0 2 0 1 2 0 1 0 6
兵  庫 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
   
【市神港】
B 4 2 0
E 4 1 1
C 8 5 1 2
G 9 4 2 0
H 7 3 1 0
F 3 1 0
5 0 0 0
D 4 4 1 2
A 3 1 1
@         4   0   0
34 10 6
【兵 庫】
F 5 3 0
C 3 1 0
E 4 1 0
H 4 1 1
B 4 1 0
G 4 1 0
@ 2 1 0
D 4 1 1
@ 2 0 0
1 1 0 0
            33   10   2
▽二塁打 大久保、岡本

観戦記【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】 
 

 やけに重苦しい空気が漂った。試合後の兵庫ベンチ。そんななか瀧下主将が重い口をこじ開けた。「負けたのはぼくの責任です。あんなポカをしてしまって…」。3回の守りで走者なしの二死後のプレーのことだ。遊撃右のゴロをバウンドを合わせ損ねた(記録は中前打)。マウンドの松浦がそこから2連打を許し、外野のトンネルエラーもからまって2点を先行された。

 右から左へ強い風。そのせいもあったのか、出足のナインの動きはいま一つ。それでもしぶとく反撃に移った。4回、和田の左前打を足場に二死二塁から大野が左前に適時打して1点。4回1点を許し再び2点差にされると、その裏、大久保の右中間二塁打でまた1点差に迫った。

 盛り上がる兵庫ベンチ。だが、エースの松浦は踏ん張り切れなかった。6回、3安打を集められて2点を献上。差は3点となった。兵庫は6回から追加点を奪えずじまい。逆に8回1点をダメ押しされた。

市神港と同じ10安打を放ちながら、4点差をつけられたのは、なんとも歯がゆい。守りのミスとともに、4回まで3度の送りバントの失敗も痛かった。次回、基本プレーの反復練習の成果に期待しよう。

栄監督の話「力がなかったということです。先に点を取られてはいけない。守りもミスが出たし、どうしようもなかったです」


練習試合                  練習試合日程詳細はこちら 
3月 4月 5月
3月 7日(土) 4月11日(土) 5月 3日(日)
3月 8日(日) 4月12日(日) 5月 4日(月)
3月15日(日) 4月18日(土) 5月 5日(火)
3月16日(月)(3/18) 4月19日(日) 5月 9日(土)
3月21日(土) 4月25日(土) 5月10日(日)
3月22日(日) 4月26日(日) 5月16日(土)
3月24日(火)   5月17日(日)
3月25日(水)   5月30日(土)
    5月31日(日)
     
6月 7月  
6月 6日(土) 7月 4日(土)  
6月 7日(日)  7月 5日(日)  
6月13日(土)    
6月14日(日)    
6月20日(土)    
6月21日(日)    
6月27日(土)    
     
戻る(ブラウザーの戻る)