《武 陽》
[近畿二府四縣大會兵庫豫選]
[第8回縣下中等學校野球大會]
第一回戦不戦勝
▽第二回戦 ◎對神戸三中戦
昭和15年4月4日(木)明石公園球場 開始午後零時58分=終了3時
(球審)橋本(塁審)間世田、戸田
▽2回戰
神戸二中 000 000 000=0
神戸三中 004 200 00A=6
〔二 中〕 打點安犠盗三四失
4 竹 中 50000301
6 柳 田 40100101
3 猿 丸 40000300
18 小 林 30100110
5 村 上 20001121
7 三 谷 40101000
2 福 島 20100120
9 小 室 30000210
81 井 上 40001000
計 3104031263
〔三 中〕 打點安犠盗三四失
5 佐 藤 21000030
9 友 弘 41000110
3 橋 本 31000030
1 友 國 20000020
7 木 下 31000110
8 改 發 41100100
4 篠 原 10100030
2 小 田 40000100
6 鈴 木 41100102
計 2763005132
△二壘打=福島 △三壘打=改發
一回(二中)竹中三振、柳田投匍、猿丸三振
(三中)佐藤、友弘、橋本四球、友國投匍、佐藤と併殺、木下三振。
二回(二中)小林三振、村上四球後盗壘し三谷中前安打したが福島、小室三振。
(三中)篠原の四球あったのみ。
三回(二中)井上投匍、竹中、柳田三振。
(三中)佐藤四球、友弘三振、橋本遊匍失に一二壘、友國中飛、木下四球、改發右
中間に三壘打して走者一掃、篠原左前安打、改發生還、小田左飛。
四回(二中)猿丸三振、小林四球に出たが二盗成らず村上三振。
(三中)此の回一安打一失一四球に二點を加ふ。
五回(二中)三谷遊匍失に出、直ちに二盗、福島四球、小室三振、井上遊匍に福島二
封、竹中三振。
(三中)三者凡退。
六回(二中)柳田遊飛、猿丸三振、小林左中間に安打したが村上、三谷と遊匍一失を得
たが得點成らず。
(三中)三者凡退。
七回(二中)福島左翼線二壘打、小室四球、井上遊飛、竹中一飛、柳田の右前安打に福
島本壘寸前に刺さる。
(三中)二者三振。
八回(二中)猿丸右飛、小林遊匍、村上四球に出たが三谷三匍。
(三中)鈴木三振、佐藤四球、捕逸に二進、友弘の投匍に二三間に挟殺。
橋本三直。
九回(二中)二中最後の反撃、福島四球に出たが小室、井上、竹中夫々左飛、二飛、
三飛に倒れて遂に敗る。
苦心練習の甲斐もなく期せず此處に三中に破るとは。目指すは一中也。専心練習に勵まん。
《武 陽》
◎對村野工業戦
昭和15年5月11日(土)神戸市民球場
開始午後4時27分=終了6時30分 所要時間2時間3分
審判・筒井(球)立花(壘)
神戸二中 000 040 130=8
村野工業 002 010 100=4
〔二 中〕 打點安犠盗三四失
7 三 谷 51201000
2 柳 田 40111001
3 木 林 40102011
1 竹 中 40000111
6 猿 丸 50000001
4 本 城 41200010
8 小 室 32100010
9 井 上 22000121
9 葛 目 00000000
5 前 田 32100000
計 348814265
〔村 工〕 打點安犠盗三四失
6 細 見 52100202
4 瀬 利 50302100
7 藤 本 30001021
3 景 山 30000220
8 松 岡 30000020
1 船 曳 40110200
2 太 田 50000200
9 揖 保 10000110
9 山 田 20100100
5 辻 田 42100001
計 3547131174
△二壘打=小林、辻田
《武 陽》
◎對興國商業戦
昭和15年5月26日(日)藤井寺球場
開始午後3時15分 審判・本多(球)能勢(壘)
神戸二中 001 000 120=4
興國商業 402 000 21A=9
〔二 中〕 打點安犠盗三四失
7 三 谷 41100000
8 竹 中 41100100
2 柳 田 40200100
3 小 林 40000001
6 猿 丸 41200000
5 福 島 40000200
1 井 上 40100200
9 小 室 30000201
PH 前 田 10000100
4 本 城 41100000
計 364800900
〔興 國〕 打點安犠盗三四失
5 谷 江 21000030
7 松 峰 32301020
3 小 田 52200100
8 山 川 51200000
6 宮 木 41100212
1 松 倉 41100000
9 角 藤 31101010
2 若齋狭 40200101
4 匠 谷 30100110
計 3391302583
△二壘打=猿丸、齋藤 △三壘打=小峰、松木
二中立遅れの形となり劈頭四安打を被り四點を先取され、二、二、一と加へられ二中必死の後半に於ける集中安打も空しく四點に止まり遂に興國の猛打陣の軍門に降る。
《武 陽》
◎對第一神港商業戦
昭和15年6月9日(日)神戸市民球場 審判・立花(球)澤田(壘)
第一神港 000 000 000=0
神戸二中 000 020 10A=3
〔一神港〕 打點安犠盗三四失
2 平 松 30101010
6 三宅登 30100110
5 前 田 20000120
8 山 下 30000110
3 常 徳 20000022
1 清 水 40000000
4 三宅和 30000110
9 荒 木 20000020
7 山 崎 20000110
計 2402015112
〔二 中〕 打點安犠盗三四失
7 三 谷 40300000
8 竹 中 40000100
2 柳 田 31000001
3 小 林 32200000
6 猿 丸 30100000
5 福 島 30000001
1 井 上 30100100
9 小 室 30100000
4 本 城 30100000
計 293800202
△二壘打=小林、井上
此の戦に於て井上投手やゝ四球は多くあったがよく敵を二安打に止めしめ且つ三谷、小林、猿丸、井上、小室等の打線上の功もあり八安打を放ち完全に一神を呑む快なる哉。
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