〈神港夕刊〉
昭和25年8月2日(水)西宮球場
▽準々決勝
芦 屋 200 010 000=3
県兵庫 000 013 00A=4
〔芦 屋〕 打安失 〔県兵庫〕 打安失
8 渾太防 400 6 片 岡 400
6 木 下 300 3 八重川 420
5 石 田 310 7 安 井 310
7 水 田 100 9 村 山 300
3 杉 谷 300 2 土 居 300
9 松 本 201 9 谷 中 100
4 石 井 301 9 渡 部 100
2 石 本 400 4 田 中 420
1 村 上 421 1 片 岡 200
8 岸 本 310
計 2733 計 2860
△三塁打=石田 △二塁打=田中
(芦屋)20597
犠盗振球残
(兵庫)213511
○…兵庫片岡投手は立上がり不調。5四球で押し出しの2点を與え前途を危ぶまれたが、六回田中の二塁打を足場に4安打を集中、三点を奪い逆転してからすっかり立直り芦屋を3安打におさえ優勝候補を破った。
〈神戸新聞〉
昭和25年8月3日(木)西宮球場
▽準決勝
明 石 010 020 030=6
県兵庫 001 000 000=1
〔明 石〕 打安失 〔県兵庫〕 打安失
6 西 村 520 6 片岡重 510
3 國 賀 210 3 八重川 420
8 本 木 300 7 安 井 310
5 津々木 400 5 村 山 400
2 新 納 300 2 土 居 410
1 溝 畑 301 9 谷 中 400
7 藤 原 200 4 田 中 400
9 大 塚 201 1 片岡節 201
4 藤 井 320 1 渡 部 201
9 太 田 200 8 岸 部 100
計 2952 計 3352
(明石)31511101
犠盗振球残併
(兵庫)007490
◇二塁打=安井、藤井、西村
〔評〕兩軍投手連投に球威なく1−1のまま五回を迎えたが、明石は片岡の乱れに乗じて1安打、4四球で二点を得た。片岡を降しなおも攻撃の手をゆるめず、八回にも代った渡部から三点を奪い溝畑のシリ上りの好投でわずか一点を與えたのみで6−1と完勝した。
[第7回県神戸対県兵庫定期野球戦]
県神戸4勝2敗とリードのあと30日午後1時から兵庫高グラウンドで行われ結局伝統の定期戦にふさわしい熱戦を展開した末4−1で県兵庫の勝利に終わった。
昭和25年9月30日(土)県兵庫高
県兵庫 010 030 000=4
県神戸 000 001 000=1
〔兵 庫〕 打安 〔神 戸〕 打安
7 安 井 52 8 徳 田 40
6 片岡重 40 4 佐 藤 30
3 八重川 40 7 御 厨 00
5 村 山 30 2 山 田 32
2 土 居 42 1 柴 田 40
4 田 川 40 6 厚 地 20
9 谷 中 31 74 和 田 30
9 長谷川 10 5 青 木 30
1 片岡節 30 9 専 崎 20
8 岸 本 31 3 豊 永 10
3 伊 藤 10
計 346 計 262
(兵庫)054361
犠盗振球残失
(神戸)1010436
◇三塁打=山田、安井、谷中 ◇二塁打 山田、土居
[秋季県高校野球大会]
昭和25年9月24日(日)明石公園球場
▽2回戦
出石 000 000 000=0
県兵庫 000 000 10X=1
昭和25年10月8日(日)明石公園球場
▽3回戦
県兵庫 000 000 000=0
芦屋 030 000 00X=3
(兵庫)2607200 片岡−米崎
打安振球盗失
(芦屋)2767420 植村−石本
38陽会(昭和26年卒)部長 藤池俊一、監督 真鍋宗次
安井 久圀 投手
土居 光夫 捕手
八重川三郎 一塁
田中 卓 二塁
木村 壮 二塁
村山 弘 三塁
片岡 重幸 遊撃
鎌井 英明 左翼
長谷川浩亮 左翼
岸本 能宏 中堅
谷中 暉司 右翼
中尾 吉志 マネ
山路 安弘 右翼
竹中 肇 マネ−ジャー
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