2016年5月11日(水) 神戸高校グラウンド

 平成28年度の神戸高校との定期戦が5月11日、神戸高校グラウンドで行われた。兵庫は2回、福田の左前適時打で先制。9回には松原の右前適時打などで2点をダメ押した。マウンドの常城は走者を許しながらも踏ん張り完封した。
 

兵庫、苦戦も接戦制す
常城が踏ん張って零封

兵 庫   0 1 0   0 0 0   0 0 2 3
神 戸   0 0 0   0 0 0   0 0 0 0
スコア(PDF)[武蔵健児 武陽野球倶楽部会長作成分]こちら
 
 

【兵 庫】

     
C         4   0   0
G     3   2   0
E       3   0   0
D     3   0   0
H       4   2   0
A       3   1   0
B       2   1   1
F       3   1   1
H       1   0   0
7       0   0   0
@       0   0   0
          26   7   2
                     
  【神 戸】      
G       4   2   0
C       3   1   0
E       3   1   0
F       4   1   0
B       2   0   0
3     2   1   0
A       3   0   0
H 9     1   0   0
D       1   0   0
4       1   0   0
9       2   0   0
H       1   0   0
H       1   1   0
9 7     2   1   0
@       1   0   0
1       1   0   0
H       1   0   0
1       1   0   0
          34   8   0
                   
◇二塁打 井上彗2、
  朝倉、稲葉


定期戦観戦記
 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】 
 
 

 両校応援団の熱っぽい声援、そして吹奏楽の力強い演奏…。定期戦ならではの、身震いするような盛り上がりだ。夜来の雨でグラウンドは軟弱。必死の整備を施してのプレーボールとなった。

 先手を取ったのは兵庫。1回、二死二、三塁の好機は逃したが、2回はきっちりものにした。無死から岡本の四球を足場に一死三塁とし、福田が左前適時打を放った。

 マウンドの常城はカーブを有効に使っての力投。前半、再三走者を出しながらも踏ん張った。最大のピンチは6回だった。一死から連打と遊失で満塁。ここは森下を投ゴロ併殺に仕留めた。

 兵庫に待望の追加点が入ったのは9回。岩永、岡本、松原の3連打などで2点をダメ押した。常城は8安打を許しながらも、ホームを踏ませぬ粘投で完封した。

 

 榮監督の話「常城が最後まで踏ん張ってくれた。選手の勝利への意欲が伝わってきた。去年負けているだけに、勝ちたかった」

 

 福田(貴重な先制打)の話「打ったのはインコースに抜けたフォーク。打てる球だけ手を出そうと思っていた。打ててよかった」

 

 常城(完封勝利)の話「低めを意識して投げた。応援もあって、それを力にした。コントロールがよかった」

 

 岡本主将の話「試合に勝つことができてうれしい。追加点がなかなか取れなかったのが残念」

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