定期戦観戦記 (42陽会 田中 博人−元甲南大学野球部監督、47陽会 牧之内 良昭)
 

平成16年5月12日(水)兵庫高校グランドにて
試合開始 1時15分 試合終了 3時30分
兵庫高 1 0 3 0 0 0 2 2 0 8
神戸高 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2

「扇港の早慶戦」とも云われ、明治時代から1世紀、約100年続いている伝統と歴史のある対神戸高校定期戦が五月晴れの5月12日、母校グランドで実施された。

両校約2,000名の応援のもと熱戦を繰り広げたが、投打に一日の長がある我が兵庫高校が8対2で完勝した。

メガホンを手に(拡大)この模様は、5月13日付、神戸新聞朝刊[まちかどから]で 、「伝統の熱戦、今年も 野球では、グランドを取り囲むように両校の生徒が陣取り、応援団とともに声援を送った。試合は序盤から白熱した展開となり、一投一打に大きな歓声が上がっていた。 」と取上げられた。

 試合は、初回に4番の主将杠のタイムリーで先取点をあげたわが母校は、3回に相手投手のボークなどエラーがらみのチャンスを物の見事に杠、ピッチャーの古耶のタイムリーで3点をあげ、試合を有利に進めた。5回、神戸高校が連打と金元のツーベースなどで、2点を取り意地を見せたが、兵庫高校は7回に相手のエラーがらみのチャンスを4番杠のタイムリー、犠牲フライなどで2点を加点。

8回には駄目押しと思われる2点をあげ、試合を決定的にした。終盤神戸高校も粘りを見せチャンスはあったが、決定打が出ず、兵庫高校が8対2で完勝した。兵庫高校の勝因は、エースの古耶投手の粘り強い投球と4番杠が4安打を放つなど主力選手が期待通りに活躍したのが大きい。

一方、神戸高校は敗れはしたものの、将来性豊かな菊地投手をはじめ、4番の捕手大当を中心にチームワークの取れた、まとまったいいチームであり、これからの精進と努力しだいで好チームになるものと思われる。

フレーフレー(拡大)両校とも、兵庫県のみならず全国的にも歴史と伝統のあるチームであり、夏の甲子園全国大会予選を目指して、基本を今一度見直し、反復練習に努め、全国大会出場を目標に頑張って欲しいと両チームに期待するものである。

フレー フレー 兵庫
            フレー フレー 神戸

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