2011年

新チーム概要

2年生部員  9名
1年生部員 10名
マネージャ− 5名
     合計 24名

チーム陣容はこちら(2011/8/8現在)

秋の大会
2011年(平成23年) 秋季中神戸地区大会
 

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▽8月22日(月)敗者復活1回戦 対神戸北
                      市神港栄グラウンド
       

 起死回生の逆転も束の間
 兵庫、痛恨サヨナラ負け
 

秋季高校野球中神戸地区大会で兵庫は8月22日、市神港栄グラウンドで神戸北と敗者復活1回戦を行った。神戸北の松本に7回まで一人の走者も出せない苦戦だったが、9回4安打を集めて逆転。しかし、その裏エラーをはさむ3長短打で再逆転を許しサヨナラ負けした。
                    テーブルスコアはこちら(9/2)
                    写真はこちら(9/2) 

兵 庫 0 0 0   0 0 0   0 0 3 3
神戸北 0 0 0   0 2 0   0 0 2X 4
             
  【兵    庫】    
C         3   0   0
F         4   1   0
B         3   0   0
E         4   2   1
@         4   1   1
A         4   1   1
G         4   1   0
D         2   0   0
H 5       1   0   0
H         2   0   0
H         1   0   0
9         0   0   0
            32   6   3
                       
  【神 戸 北】    
D         5   3   2
C         4   0   0
F         4   0   0
@         4   2   0
B         4   0   0
A         4   1   0
H         3   1   0
H         1   1   0
E         2   1   0
H         1   1   0
R         0   0   0
G         2   1   0
H         1   0   0
            35   11   2
                       
▽二塁打 松本、南條


観戦記
 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】

 球神はなんといたずらなのだろう。絶望の淵からいったんは歓喜の渦に誘いながら、最後は奈落の底へ突き落とす非情さ。気まぐれな球神に、まるで兵庫はもてあそばれたような試合となった。

 神戸北・松本に7回まで一人の走者も出せなかった。コントロールされた速球と変化球を低めに決められ、それまで外野へ飛んだのは2回だけ。完全試合″ペースに兵庫打線は苦しんだ。先発の高山は5回、3安打と味方のエラーなどで2点の先行を許していた。
8回、兵庫にようやく快音が出た。無死から4番の木谷が遊撃左へ内野安打。「それまで完全に押さえ込まれていたので、あの場面どうしてもヒットを打ちたかった」と木谷。この回は無得点に終わったが、4番の初安打が土壇場での逆転ドラマにつながったのは間違いない。
 
 9回、一死から多田が歩いたのがきっかけだった。続く尾下は右前打で一、二塁。ベンチはここで脇本に送りバントを指示した。二死となるのを覚悟に続く木谷のバットに賭けたのだ。「お前に任せた!」。中井監督からハッパをかけられた木谷は、脇本バント成功の二死二、三塁から期待にこたえて右前適時打。

 1点差に迫ってなお二死一、三塁。高山のバットから右前への同点打が飛び出したのは、そのすぐあとだった。あわてる神戸北バッテリー。その心理を見透かすように二死一、三塁から大下が右前へ勝ち越し打を放った。

 4安打を集中しての起死回生の逆転劇。その裏を押えれば待望の勝利をつかめる。しかし…。最初の打者を三振にとったあと、舞台は暗転した。代打陣に連打され一死一、三塁。続く代打野平の二ゴロを野手が二塁に悪送球し同点に追いつかれた。

 さらに一死一、二塁で南條に右中間二塁打を浴び、なんとも悔しいサヨナラ負けの決着を迎えた。新チームのひ弱さと、たくましさ。その両面をはからずも披露する試合内容となった。

 中井監督の話「せっかく逆転したのだから、ぜひとも勝ちたかった。勝たなければ逆転劇の意味がなくなってしまう」

 

 
 

▽8月20日(土)1回戦 対兵庫商
                   市神港栄グラウンド
       

来春の選抜につながる秋季高校野球中神戸地区大会が8月20日開幕。同日、兵庫は市神港栄グラウンドで兵庫商と対戦した。序盤に4点の先行を許したのが最後まで響き、今夏の県大会緒戦(1−7で敗北)の雪辱は果たせなかった。

 兵庫無念、夏の雪辱はならず
 序盤の失点で兵庫商に屈する
                    テーブルスコアはこちら(8/25)
                    写真はこちら(8/24) 

兵庫商 2 2 0   0 0 1   0 0 2 7
兵 庫 0 1 0   0 0 0   0 1 0 2
             
  【兵 庫 商】    
G         4   0   0
H       5   2   2
E         5   3   1
B         5   2   1
C         5   2   0
A         4   2   2
F         4   2   0
@         2   0   0
1         1   0   0
D         4   3   1
            39   16   7
                       
  【兵    庫】    
C         4   1   0
F         3   2   0
B         2   1   0
E         3   0   0
D         3   2   0
5         0   0   0
G         3   1   0
@         4   1   1
A         3   0   1
H         2   1   0
9         2   0   0
            29   9   2
                       
▽本塁打 田中敬
▽三塁打 佐藤 
▽二塁打 中尾
観戦記 【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】

 プレーボールとともに降りだした小ぬか雨。それが先発・高山のピッチングリズムを微妙に狂わせたのか。そこへ新チームになって初の公式戦という緊張感。立ち上がりの高山のマウンドは本来のものではなかった。

 初回、一死から田中敬に二塁内野安打されると、佐藤に右中間三塁打、中川には右前打と3連打を喫し2失点。2回には二死二塁から田中敬の右前ライナーを野手が後ろにそらす不運(記録はランニング本塁打)もあって、二者の生還を許した。

 追う兵庫は前半、何度もチャンスをつかんだ。しかしものにしたのは、2回の元山、高山の安打などで築いた一死一、三塁から大下の中犠飛による1点のみ。先発・山本攻略に手を焼いた。

 痛かったのは、打線のなかで最も頼りになる四番・木谷の不発。1回一死一、三塁で遊撃右へのヒット性のゴロが併殺打となると、3回の一死二塁、5回の一死二、三塁の好機でいずれも空振りの三振に倒れた。

 「最初の当たりが抜けていれば…。そのあとの2打席は変化球についていけなかった。力みもあったのかもしれません。好機で打てなくて悔しいです」。新主将でもある木谷はふがいなさに唇をかんだ。

 雨が上がると、高山は調子を取り戻し、3回以降8回まで1失点のみ。8回、兵庫は2四球、中田中前打の一死満塁から併殺崩れで2点目を奪い食い下がったが、9回高山が3長短打され2点をだめ押された。

 「打線がせっかく追い上げてくれたのに、9回の失点を食い止められなかったのは残念です」と高山は反省した。新チームはスタートを切ったばかり。反省を今後に生かさなければならない。

 中井監督の話「序盤、バックがうまく守っていれば…。モタモタしているようではダメ。打線はしぶとく追い上げていったが、四番の木谷が相手の徹底マークにあい、結果を残せなかった」
 

練習試合スケジュール               練習試合日程はこちら
7月 8月 9月
7月30日(土) 8月 1日(月) 9月11日(日)
  8月 4日(木) 9月19日(月)
  8月 6日(土) 9月25日(日)
  8月 9日(火)  
  8月11日(木)  
  8月16日(火)  
10月 11月  
10月 1日(土) 11月 6日(日)  
10月 9日(日) 11月13日(日)  
10月10日(月) 11月23日(水)  

 

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