平成25年度(第19回)兵庫グランドOB親善野球大会                                          

 第19回兵庫グランドOB親善野球大会は、6月9日神戸市西区の滝川第二高校グラウンドで4チーム(混成も含む)が参加して行われた。六甲から4人、市神工(現神戸科学技術)から1人のメンバーを加えた兵庫は1回戦で滝川・明石チームと対戦、攻守に圧倒して9−1で快勝した。続く強豪報徳との決勝戦では守りにミスが出て2−9で敗れたものの、大健闘の準優勝だった。
                          【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】


【1回戦】

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滝川・明石 0 0 1   0 0 0   0 1
兵庫・六甲・市神工(神戸科学技術) 1 0 5   1 2 0   X 9
              
【兵庫・六甲・市神工】      
H         (64陽会)   3   2   0
9 6       (58陽会)   0   0   0
D         (六 甲)   4   2   0
E 1       (60陽会)   4   2   2
G 7       (58陽会)   4   0   0
C         (55陽会)   4   2   1
F         (55陽会)   0   0   0
7         (六 甲)   2   0   1
8         (六 甲)   1   1   0
B         (六 甲)   3   0   0
A       西   (市神工)   3   2   1
@         (46陽会)   3   0   0
9         (54陽会)   0   0   0
                31   11   5
  
◇二塁打 福中、伊藤

【決勝戦】

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兵庫・六甲・市神工(神戸科学技術) 0 0 0   1 1 0   0 2
報徳学園 1 2 0   4 0 2   X 9
             
【兵庫・六甲・市神工】      
F         (64陽会)   3   1   0
R 7       (55陽会)   1   0   0
D         (六 甲)   3   1   0
G         (58陽会)   3   0   0
8         (六 甲)   1   1   0
C         (55陽会)   3   1   1
H         (54陽会)   1   1   0
@         (60陽会)   3   2   1
H         (51陽会)   1   0   0
9     西     (54陽会)   1   0   0
H         (56陽会)   1   0   0
B         (六 甲)   3   1   0
A       西   (市神工)   3   0   0
E         (56陽会)   3   0   0
                30   8   2
             
◇本塁打 関灘            

【兵庫OB出場選手】

太田絋一(46陽会)、勝 順一(54陽会):監督、前田一郎(51陽会)、

武蔵健児(54陽会):マネージャー、 西岡一男(54陽会:ゲスト参加)

福中敬一(55陽会)、山口 順(55陽会:ゲスト参加)

石井庸朱(56陽会)、石野修造(58陽会)、坂本暁太(58陽会)

関灘正明(60陽会)、菅沢弘行(64陽会)

 

【総監督】

牧之内良昭(47陽会)

【広報】

浜田直人(47陽会)

【応援団】

土居光夫(38陽会)、上田勝(47陽会)、徳田隆史(47陽会)、笹山敦由(47陽会)

桑原進(48陽会)、清水友幸(49陽会):写真撮影、安本久美子(49陽会)


1回戦の対滝川・明石戦に先発したのはチーム最年長、72歳の太田投手。還暦野球や古希野球で活躍しているが、体調を崩したためマウンドに登るのは今年初めて。6回を1失点に押える好投で周囲から「ナイスピッチング」の声がしきりに飛んだ。「バックがしっかり守ってくれたので助かった。こんなに好投できるとは思っていなかったが…」。キラリと光ったのは無四球だったこと。「ウン。コントロールはよかったね。まだまだ投げられそう」復活の力投に上機嫌だった。

   
投打に大発奮したのは関灘投手。1回戦では7回に救援し3人でぴしゃり。決勝戦では先発のマウンドを任された。「投手を務めるのは2年ぶり。自信は全くなかったです」バックに足を引っ張られて大量9点を与えたが、バットで活躍した。4回に左翼越えのランニングホームラン。「会心の当たりでした。気持ちよかったです」このOB戦に出場するのは今回が初めて。「来年もまた頑張りたいですね」と意欲をのぞかせた。
   
ワンバウンド送球の“名人芸”で固い守りを披露した三塁手がいた。兵庫チームに加わった六甲の吉田選手。2試合で計12の三塁ゴロをすべて見事なワンバウンドで打者を一塁でアウトにした。「最近、肩の調子がよくないので、あんなスローイングでごまかしています」。相手チームを「三塁に打ったらもうアカン。エラーはとても期待できない」と嘆かせた。還暦野球では捕手も務めるユーティリティープレーヤー。
 

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