平成24年度(第18回)兵庫グランドOB親睦野球大会                                          

第18回兵庫グランドOB親睦野球大会は6月10日、神戸市西区の滝川第二高校グラウンドで4チーム(混成も含む)が参加して行われた。市神工(現神戸科学技術)から1選手を加えた兵庫は、1回戦で西神・東播磨チーム(滝川・明石)に大差で敗れたものの、育英・須磨との3位決定戦では打線が爆発、5回コールド勝ちで3位の座を射止めた。なお、優勝戦では5−1で西神・東播磨チームを下した阪神チーム(芦屋、関学、甲陽、鳴尾、六甲)が優勝を飾った。
                            【元デイリースポーツ記者 武陽野球倶楽部 47陽会 浜田 直人】


【1回戦】

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西神・東播磨(滝川・明石) 6 1 0   0 0 2   5 14
兵庫・市神工(神戸科学技術) 0 0 0   0 1 2   3 6
  【兵庫・市神工】        
H         (58陽会)   4   0   0
C         (48陽会)   2   2   0
R 4       (56陽会)   2   1   0
G 7       (58陽会)   3   0   0
B         (51陽会)   2   1   0
R 3       (54陽会)   1   1   1
A       西   (市神工)   3   1   0
E     西     (54陽会)   1   0   0
H 6       (55陽会)   3   2   3
D       (62陽会)   4   0   0
F         (55陽会)   4   1   0
@         (46陽会)   3   1   1
                32   10   5
                         
◇二塁打 福中

【3位決定戦】

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育英・須磨 5 2 0   2 0 9
兵庫・市神工 1 4 5   4 X 14
  【兵庫・市神工】        
F         (55陽会)   3   3   6
C         (48陽会)   2   2   0
R 4       (56陽会)   2   1   0
G         (58陽会)   4   3   4
E         (55陽会)   3   1   1
@ 3       (54陽会)   3   1   0
B         (51陽会)   2   0   0
5         (58陽会)   1   0   0
A       西   (市神工)   3   1   0
D 1   西     (54陽会)   0   0   0
H         (46陽会)   2   2   1
                25   14   12
                         
◇本塁打 坂本、山口 ◇三塁打 小西

【兵庫OB
 出場選手】

太田絋一(46陽会)、桑原進(48陽会):監督、前田一郎(51陽会)、勝 順一(54陽会)、武蔵健児(54陽会):マネージャー、 西岡一男(54陽会:ゲスト参加)福中敬一(55陽会)、山口 順(55陽会:ゲスト参加)石井庸朱(56陽会)、石野修造(58陽会)、坂本暁太(58陽会)、柳川瀬伸二(62陽会)

【総監督】

牧之内良昭(47陽会)

【広報】

浜田直人(47陽会)

【カメラ】 

清水友幸(49陽会)、安本久美子(49陽会)


<兵庫・市神工表彰選手>[兵庫OBチーム内]
最優秀選手賞 山口(3位決定戦で6打点の大暴れ)
優秀選手賞  坂本(3位決定戦で3安打、4打点)
       西岡(3位決定戦で好救援)
敢闘賞    太田(投手と右翼手で2試合フル出場)
       小西(投手を好リード、2試合フル出場)

<コメント>

最優秀選手賞をものにした山口選手は「すごくうれしいです」とニッコリ。3位決定戦では右線へのランニングホーマーなど大活躍。「HYOGOのユニホームを着ると、気持ちが引き締まります」。実はこのヒーロー、野球部OBではなくこの大会に補強された選手。「兵庫高校では柔道部に3カ月いました。今は月に2回ほど草野球を楽しんでいます。勝利に貢献できたよかったです」
 

1回戦のマウンドに上がったのは、チーム最年長の太田投手。今年1月に心臓の手術を受けた。「手術後、初めての試合でフォームがしっくりいかず、思うようなピッチングができなかった」と反省しながらも、2試合フル出場。古希を過ぎてこの元気ぶりに、周囲から「私もあやかりたい」の声がしきり。
 

勝負にこだわらず、楽しくやってください」。試合前、こう注文を出したのは勝OB会長(54陽会)。昨年けが人を出した苦い経験があるだけに「無理をしてけがをしないように、くれぐれもお願いします」。その言葉が功を奏したのか、けが人ゼロで3位に。「来年は楽しくやりながら、もっと上を目指したいですね」と本音もチラリ。
 
参加資格は昨年まで57歳以上だったが、今年から50歳以上と大幅に緩和された。このルール変更で初めて大会に参加したのは柳川瀬選手(62陽会)。56歳とチーム最年少。初出場のハンディもあって成績は振るわなかったが「先輩たちが喜々としてプレーしている姿を見て、野球はやっぱりいいなあ、と思いました」と感動の面持ち。

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