野球部歌(一番と五番)とエール
 

 
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一 大空高き鷹取の
  下に立ちたる武陽城
  寄せ来る敵は大洋の
  潮と巻いて逆巻けど
  怒濤を抜いて聳ゆるは
  揺がぬ巌の姿かな

二 ああ世は去りぬ百万の
  健児いづこに潜めりや
  ああ世は如何に百万の
  男児何等の慨ありや
  妖雲くらく地をこめて
  濁流高く天を衝く

三 その濁流は高けれど
  その妖雲は暗けれど
  城を守れる武士の
  心は清し天上の

四 その影清き星の下
  至誠の念鍛うべく
  秋の紅葉と春の花
  月と雪とを外にして
  ここに鍛えしわが腕
  ああ腕は鳴り肉躍る

五 時は来たらん今ぞ今
  天軍城を出づるべく
  わが腕の程ためすべく
  魂の程示すべく
  仰げや友よわが上に
  常勝軍の旗高し