《武 陽》
◇四A對三、二中軍勝てり(十月二十日)
◎對關西學院優勝戰
大正七年十月二十日、仰げば蒼穹一片の雲影なく秋風清爽として戰衣を吹く。吁此の日我が二中軍は東遊園地に強關西軍と相見えて榮ある最後の優勝を争はんとす。彼や育英、一中を惨敗せしめたる餘威を驅って又も常勝の威名を擅にせんと昂然たるも、我も亦同じく一中、育英を粉砕して溌溂たる陣容に必勝の意氣燃ゆる者、如何んぞ彼をして徒らに跳梁せしむべき。
午後一時を過ぐる頃兩軍戰士拍手に迎へられて勇姿を現せば、程なく關軍應援團の入場に次いで我が全校を擧げたる應援軍は雄姿堂々と殺到し來る。其の全軍に表はれたる意氣に於て、其の堂々たるに於て、将た其の數に於て我軍は既に敵を壓倒せるを思はしむ。
敵軍は輕妙を以て、我軍は獰猛を以て早くも滿場を沸騰せしめたる兩軍のシートノックも終りて、愈々午後正二時、急霰の如き拍手の裡に「プレーボール」は加藤主審の口を衝いて出づ。敵關西軍先攻たり。
吁、雙龍何れか雲を得て昇天せんとはする。
乾坤一擲の大快戰を觀んと集る者數萬、亦空前の盛觀と註せらる。
第一回。敵軍第一打者岡田、直球に遊撃を襲って殪れし後、石原三壘に匍球して山脇の暴投に二壘に進めば、内海の一打重成亦ミスって石原三壘に進み内海二壘に迫って機を窺ふ。鐵壁の二守将如何せしや。バントを過りし加藤さらばと再び重成を衝くも何ぞ同失を繰返さんや。好捕而して好投して突進せる石原を本壘に刺す。
かくて我軍よく第一の危機を脱せりと思はれしも、澤の打球渡邊強ひて取らんとして破綻を醸し三壘後方に逸し去るに及んで快足を誇る内海、加藤忽ち本壘に還って歡呼先づ敵陣に高し。井上三振。
敵得點せり、我れ豈せざるべけんや。咄、關軍何者ぞ。先鋒山脇悠々焦らず四球を奪って出で、内海の牽制暴球を利して二壘を踏む。西村バントを仕損ずること二度、とど投手に匍球せば山脇走って惜しむべし三壘に刺されしも、西村二壘をスティールし更にワイルドピッチに三壘を得て援打を待てば、心得たりと主将島田、絶妙のバントを匍はして西村を生還せしむ。鮮かなり、鮮かなり。渡邊三振。
第二回。沼田右翼に直安打して機會の端緒を作りしも、根岸の投手飛球の後、北村の一壘匍球に二壘に至りしのみ、岡田四球を得たる瞬間に三壘をスティールせんとして有馬の槍玉に上げられ終る。有馬二壘に打って成らず、野澤四球を利せしも重成の三壘ゴロに強殺され、木村フライを三壘に呈して同じく無為なり。
第三回。石原の投匍渡邊又過り、内海の三壘側のバント内野安打となって續けば、後續加藤、澤何れも犠打の正攻法を取って石原の生還を援く。豪放の關軍が今日の戰法の何ぞ細心慎重なる。これ果して何を物語るものか。井上のファウルフライ有馬苦しめられしがよく掴んで敵を退く。
敵軍二點を勝越して我を威壓せんとするも、知らずや我に不撓の二中スピリットあるを。よしさらば飛躍せんと北澤を先頭に猛撃に移る。散々内海を惱して遂に四球を選び、二壘盗奪を敢行せし北澤は、山脇の投匍におびき出されて二壘に挟み刺されしも、山脇續いてスティールして二壘に進めば西村亦粘って四球を強奪す。
島田のゴロ内海巧に取って三壘に投ぜしも、山脇が突進や猛、焦れる澤は果して失して茲に一死滿壘の絶好の機會は我軍を襲ひ來れり。敵膽を寒からしめし渡邊が猛打は稍々前進せる沼田のミットに發止と収りしが、三走者何れも猪突せずして併殺の機を與へず。確打者有馬、八百の我軍が痛切なる望みを矚せられてボックスに起つ。
内海亦渾身の精力を傾倒して投球す、突如ファーに流れし第二球、捕手北村おぞくも掴み損って後に外るゝや、僅かの隙をも窺へる鋭敏山脇疾走身を飜へしてホームに滑れば、狼狽せる北村倉皇球を拾って本壘をカバーせる内海に投ぜしも内海に投ぜしも内海亦苛って落球し、山脇が奇襲見事に功を奏して一點を奪ふ。
勢付きし有馬既に二振せるも毫も怯まず、第四球!颯と會心のスヰングすれば鐵棍には戞然の反響あり絶好の適時安打は痛快にも二壘の頭上を突破して中堅右翼の間に轉々とす。
時こそ到れと勇躍せる西村、島田、快足に砂を蹴って疾躯又本壘に殺到して堂々たる二點を獲得しぬ。有馬一擧に二壘に走って珍らしき北村の好球に斃れしも、彼が見事なる憤打は遂に形勢逆轉我軍をして優勢の位地に起たしむ。其の勲功誠に赫揚たるものあり。我が應援隊狂喜止む所を知らず。
第四回。吁思はざりき二中軍が猛襲、大勢忽ち一變して敵軍に非なり。各士夫れ全力を攻撃に盡しヒタ押しに進めよやと、弱打者根岸を猛漢松本に代へて關軍陣緊張の色ぞ窺はる。先頭沼田再びよく右野(翼)に安打して出で松本の二飛後、四球を利せる北村と一二壘に據って好機を作りしも、岡田の遊匍に沼田三壘を得たるのみ、北村二壘に強殺され續く石原、渡邊が怪球に弄せられて退く。
敵軍既に焦れり、よく粘って尚も壘陣を挌亂せんと元氣滿々バットを握れば、野澤遊撃強襲の後重成三壘々上を痛烈の快打にツン抜きしも木村の三壘匍球に二壘にフォースアウトに遭ひ、北澤左翼に大きいのを戞上げて止む。
第五回。打者は内海なり。我軍相戒めて守れば匍球遊撃を襲ひて重成の好守に殪れ、加藤三振に飜弄せられ、澤哀れPゴロに退く。所謂關西が強打者連顔色ありや。好打順なり、進めと奮ひ起つ。山脇三壘に匍球して惜しくも一壘に死するや、西村次いで三壘匍球し澤のハンブルする間に快駛して一壘を陥れ俊敏二壘を盗奪す。
島田無念の三振に斃るを見たる西村は更に猛然三壘に滑って敵軍を愕然たらしめしが、渡邊一壘に強匍を呈して成らず。
第六回。井上、島田に飛球を捧げ、當り打手沼田、渡邊に匍球して二死となりし後、松本必死と當てゝファウルすること四箇、而も第九球を遊三間を貫く匍安打す。次いでスティールすれば北村又も四球に幸し、岡田奮然左翼に絶好の快球を放って續く。
かくて滿壘の好機は關軍を見舞ひて石原極力頽勢を挽回せんと務むるも、我バッテリー敢へて騒がず、鮮かにも投手匍球に石原を打取って敵軍を悲憤せしむ。敵軍北村の投捕の振はざるを見て松本を捕手となし北村を右翼に退けし陣形を立て直す。
内海凄愴の色面に溢れ一球一球に死力を盡せば我軍も凡退す。有馬二壘飛球、野澤三壘匍球、重成投手匍球。
第七回。渡邊が怪球亦回一回辛辣の度を加へ來つてラッキーセブン此度こそははと蹶起せる敵軍が精鋭を片っ端しより薙倒して行く。内海再び先頭に現はれしも一撃山脇が堅壘を抜くべくもあらず、加藤、澤が長打者も三振又三振、悄然とバットを捨つ。木村の強打加藤に補殺され、北澤高球につられて三振し、山脇の二匍亦敵陣を亂す能はず。
第八回。決死の勇を鼓して我れに迫るも我ナインの意氣や既に敵を呑む。井上三振し沼田三振し、松本四球に出でて代走澤二壘を盗みしも北村の直球、重成飛鳥の如く掴んで無為。最後の思ひ出に今一度縦横に切捲らんと駒を躍らして出でたるが、島田の剛打中堅の後に飛んで色めき立ちしのみ。岡田の餘裕あるプレーに沮まれて功を奏せず、西村、渡邊共に惜しき三振を喫す。
第九回。四回以後兩軍互に鎬を削って奮戰すれば守備何れも鐵桶の如くして抜けず、徒らにノーランを續くること五回、我軍四點、敵軍三點の白熱的緊張を持續して遂にラストインニングを迎ふるに至れり。觀衆極度にエキサイトされて未曾有の血戰に唯息を殺すのみ。かゝる中に敵軍は悲愴の應援に送られて愈々最後の攻撃に移る。
打順は一番絶好なり。策を凝すこと暫時、岡田必死の歯を喰ひしばって急先鋒を承る。我軍が戰士さんが締りに締って敵軍をして慘滅に終らしめんと、精氣の滿々と迸り渡れるを見る。果然岡田一揮して難匍を二壘の右に放ちしも西村敢然身を挺して一壘に屠り、見事トップを挫き去る。
續いて石原切歯して起ち三壘を襲ふも山脇確實に止めて好投す、将に二死叫ばんとせしに計らずも一壘野澤ポトリと落球して、石原死すべき身を助かるや、有馬の好球を潜りて二壘を盗む。ボックスに起てるは主将内海なり。
彼にして今好打せんか、大勢如何に轉ずるやも測り知れず應援狂叫呼號して滿場手に汗を握りしが、吁されど、渡邊が獅子奮迅の猛闘は目覺しかりき、さしも強打の譽れ高き内海をして空しく空打せしめ痛快にも三振に彼れが首級を颯とかき切ったり。
策窮ったる石原、我軍がホット息つく隙を狙って奮然三壘盗奪を企てしも堅剛有馬何條亂るべき、猶豫なく白箭の好球を山脇に送って、發疾!と之を刺し終る。途端、加藤審判のゲームセットの宣告と共に觀衆崩れを打って潮の如く押し寄せ、八百の我軍が選手を擁して咽も裂けよと揚ぐる物凄き凱歌に和して歡呼又喝采、遊園地の天地はしばし光榮ある優勝の讃美にあらゆる聲を奪はれたり。
やがて應援隊が圓陣に圍まれたる選手には名譽ある優勝旗授與せられ、主将島田進んで欣然之を受くるや、凱歌は又一しきり天地に轟き渡りぬ。
四A對三、二中軍勝てり。陣頭高く翳されたる紅ひの優勝旗は西に傾ける夕陽が名残りの強射に映えて燦且爛!おゝ。光榮の勝利よ。噫。偉大なる二中精神の發露よ!
『野球の眞髄は手腕と技倆とのみに非ず、偉大なる人格と不撓の意氣精神とは亦野球技の必須條件なる事を記憶せよ』▽優勝戦
關學中學部 201 000 000=3
神戸二中 103 000 00A=4
打安得犠盗三四刺捕失残
〔二 中〕
數打點打壘振球殺殺策壘
5 山 脇 30101012310
4 西 村 30203112101
9 島 田 30110101000
1 渡 邊 40000201320
2 有 馬 31000009400
3 野 澤 200000110010
6 重 成 31000002311
7 木 村 30000000001
8 北 澤 20001110000
合計 26241554271453
〔關學中〕
8 岡 田 41000011003
4 石 原 50101102200
1 内 海 51101100521
6 加 藤 30111203200
5 澤 30011102420
7 井 上 40000201001
3 沼 田 420001011011
9 根 岸 10000000000
92 松 本 21001012102
29 北 村 20000022201
合計 33532584241659
▲試合時間=2時間30分 ▲審判=加藤、吉田兩氏。
毎年の例として本年も三高野球大會に招待せされて、時日は十一月三日、敵手は京都一商と定り、意氣沖天の概ある選手は勇躍して最後の奮闘を期したるが、對關西戰後間もなく渡邊、有馬のバッテリー初め島田主将、野澤續々此の度の流行性感冒に侵されて陣容整はず、遺憾千萬なりしが茲に如何ともする能はず、本年は遂に出戰見合せの止むなきに至れり。(牛場記録係)
[野球大會]
大正七年十月廿一日(自午後二時廿分 至午後三時廿分)
第一組
一ノ一A組 對 一ノ二A組
建部俊一 P 重久二郎
上田保孝 C 大塚三郎
中野代二 T 岩井 茂
増田武彦 U 葛野友太郎
森本幸造 V 大路勝行
岡本太郎 SS 藤井武夫
棚橋一郎 LF 鈴木正三
小橋捷次 CF 東山國三
齋藤光雄 RF 小林光雄
8 得點 9
審判者 野澤 勇
大正七年十月九日(自午後二時卅分 至午後三時卅分)
第二組
一ノ一B組 對 一ノ二B組
木原一雄 P 平澤濟美
森田政彌 C 清瀬四郎
阿部二郎 T 土井 基
奥野源太郎 U 河野龜太郎
好田武雄 V 村田文克
稻野良造 SS 魚住棕二
住吉 勝 LF 志牟田喜久夫
神田道蔵 CF 野村米一
松田周夫 RF 神崎 清
11 得點 10
審判者 渡邊大陸
大正七年十月九日(自午後二時卅分 至午後三時卅分)
第三組
一ノ一C組 對 一ノ二C組
高木感正 P 平井知可夫
森 安次 C 中村捨松
楠田安次 T 中治惇三
小西武雄 U 上田秀夫
丹波助一 V 角田久雄
辻 眞一郎 SS 伊藤 壽
原 映 LF 高橋敏一郎
有本 明 CF 由利昌一
松村秀雄 RF 岸本捷義
12 得點 13
審判者 野澤 勇
大正七年十月廿一日(自午後三時卅分 至午後四時卅分)
第四組
一ノ一D組 對 一ノ二D組
(補 欠) P 大村彌三治
平野武雄 C 寶積誠二
岩城喜一 T 一藤義嗣
佐藤一男 U 山岸清一郎
小寺敏夫 V 谷口健太郎
吉田光太郎 SS 大石義夫
梅谷 勝 LF 梅田龍象
小高根壽郎 CF 山本藤熊
石丸弘衛 RF 及川 齊
13 得點 11
審判者 北澤正三
大正七年十月十日(午後二時 至午後三時廿分)
第五組
一ノ三A組 對 一ノ四A組
花房壽一 P 立原芳一
山本喜代一 C 梅田誠二
鎌吉恕世夫 T 竹内順一
赤木癸郎 U (補 欠)
村尾文雄 V 井上佳次
宇磨谷教音 SS 松尾 緑
松本健太郎 LF 小河數貞
楠見義雄 CF 小西禮三
阪本 實 RF (補 欠)
5+A 得點 3
審判者 木村 保
大正七年十月十一日(自午後二時卅分 至午後三時卅分)
第六組
一ノ三B組 對 一ノ四B組
神崎輝雄 P 高橋男郎
柳川 祐 C 永松昌二
桑田正一 T 藤田 久
有本勇一 U 堀 次雄
村瀬敏夫 V 今井昌太郎
岸田慶太郎 SS 松崎士郎
汐谷 薫 LF 前田秀三
※三輪重雄 CF 松田武夫
品川辰五郎 RF 井澤正一郎
15 得點 12
審判者 北澤正三
大正七年十月十一日(自午後二時卅分 至午後三時卅分)
第七組
一ノ三C組 對 一ノ四C組
萩本義雄 P 飯尾 弘
守本仁生 C 濱田十郎
河合富二 T 山内一雄
稻垣三郎 U 渡邊 新
松村武夫 V 玉置孝則
加蠖谷鋭雄 SS 谷 五郎
西崎輝男 LF 小林健三
東條卓三 CF 吉岡安次
辻 東 RF 三谷純一
2 得點 6+A
審判者 五百 正
大正七年十月十日(自午後二時廿分 至午後三時廿分)
第八組
一ノ三D組 對 一ノ四D組
川越進一郎 P 茨木 潔
關口 譲 C 杉本定一郎
三軒三之助 T 境谷義英
池内勝利 U 川畑純一
菅 貞義 V 大黒重治
溝口一雄 SS 宮内義一
安留良一 LF 都志平八郎
齋藤捷吉 CF 田中 清
上山幸一 RF 木谷威男
18 得點 4
審判者 山脇繁夫
大正七年十月廿四日(自午後二時卅分 至午後三時卅分)
第九組
一 年 混 合
堀北金一 P 細見又郎
笠野英夫 C (補 欠)
濱野章次郎 T (補 欠)
小山武次 U 飛地文吾
宮本義政 V 植田正直
永田俊夫 SS 中村弓雄
爪谷篤次 LF 三谷慶三
吉田 茂 CF 柏木市雄
桐本克巳 難波正直
吉田光太郎 RF 丸茂攝夫
5 得點 12
審判者 小川榮男
大正七年十月廿一日(自午後三時卅分 至午後四時卅分)
第十組
一年一、二組 對 一年三、四組
重久二郎 P 井上佳次
大路勝利 C 梅田誠二
岡本太郎 T 竹内順二
中野代二 U 花房壽一
藤井武夫 V 立原芳彦
大塚三郎 SS 松尾 緑
建部俊一 LF 宇磨谷教音
棚橋一郎 CF 小西禮三
上田保孝 RF 兼吉恕世夫
2 得點 1
審判者 木村 保
大正七年十月十二日(自午後一時卅分 至午後二時卅分)
第十一組
二 年 大 組
瀧川勝二 P 山本忠一
重久太郎 C 浅田孝太郎
※渡邊大陸 T 有利秀一
田中楢一 U 川島直行
井垣榮三郎 V 猿渡隆孝
木谷昇一 SS 西田壽夫
新宮 勇 LF (補 欠)
(補 欠) CF 大島勝利
村田市左衛門RF 猪上静雄
14 得點 4
審判者 島津保雄、北澤正三
大正七年十月十四日(自午後二時廿分 至午後三時廿分)
第十二組
二 年 小 組
關 辰雄 P 難波秀雄
木下春雄 C 大塚正一
将積一明 T 飼手健三
島田安一 U 三宅常夫
山口二郎 V (補 欠)
上村加郎 SS 湯本佑吉
前田一良 LF 飯田義雄
田村仙三 CF 竹中育三郎
太原輝彦 RF 辛川武男
6 得點 2
審判者 上林清次郎
大正七年十月十三日(自午後二時卅分 至午後三時卅分)
第十三組
三 年 大 組
門倉亮介 P 松浦一六
吉井 力 C 渡邊安次
加茂正光 T 野澤 勇
松本又一 U 上林清次郎
青木武之助 V 箕輪和助
吉岡亮吉 SS 友成英雄
伊勢市太郎 LF 森 榮次
高貫 鴻 CF 長田松二
傳谷二郎 RF 宮本秀次郎
12+A 得點 4
審判者 西村壽而三
大正七年十月廿一日(午後二時廿分 至午後三時廿分)
第十四組
三 年 小 組
名倉周雄 P 高橋新一
吉川五郎 C 丸岡輝次
田中忠雄 T 前田眞夫
竹内榮一 U 原川義雄
中村雄二 V (補 欠)
矢倉育大郎 SS 渡海英夫
奥田 譲 LF 有澤和夫
守本文生 CF 加堂 定
(補 欠) RF (補 欠)
9+A 得點 5
審判者 渡邊大陸
大正七年十月廿二日(自午後三時卅分 至午後五時○分)
第十五組
二 年 對 三 年
重久太郎 P 加茂正光
浅田孝太郎 C 青木武之助
有利秀一 T 渡邊安次
川島直行 U 友成英雄
西田壽夫 V 門倉亮介
木谷昇一 SS 吉岡亮吉
田中楢一 LF 上林清次郎
猿渡隆孝 CF 松浦一六
大島勝利 RF 伊勢市太郎
1 得點 3
審判者 木村 保
大正七年十月十八日(自午後二時卅分 至午後三時卅分)
第十六組
二、三、四、年 混 合
竿田秀直 P 三宅 保
(補 欠) C (補 欠)
近澤祐一 T 西尾 渡
繁村 伸 U 河野 晋
尾上福太郎 V 坂本五郎
村田信一 SS 平岡由榮
小林勇三 LF 大西武夫
名倉義雄 CF 久米次久
赤尾政信 RF 中川長武
12 得點 4
審判者 北澤正三
大正七年十月十四日(自午後三時卅分 至午後四時卅分)
第十七組
四 年 大 組
一柳信二 P 北澤正三
小畑虎一 C 堀 雅之助
則光貫二 T 株本 保
葛野作太郎 U 菊水壮三郎
分銅昌雄 V 小林勇二
五百井正次 SS 瀧 太郎
宮下豐太郎 LF 山本太郎
(補 欠) CF 有井五一
大越盛兒 RF 前芝確三
11+A 得點 4
審判者 有馬大五郎
大正七年十月廿四日(午後三時卅分 至午後四時卅分)
第十八組
四 年 小 組
神尾湛一 P 織戸芳太郎
宮田一郎 C 高橋 進
白井次郎 T 小川榮男
中島保教 U 泊 猛
磯 淳彌 V (補 欠)
名倉隆吉 SS 谷尾玄一
吉本庄次郎 LF 吉保秀文
瀧山 巌 CF 重成 哲
山村眞三郎 RF 尾上清一郎
9+A 得點 2
審判者 前芝確三
大正七年十月廿二日(自午後二時卅分 至午後三時卅分)
第十九組
五 年 大 組
山脇繁夫 P 網盛榮之助
小瀧久雄 C 矢倉龜二郎
山田金作 T 有馬大五郎
山中秀次郎 U 植田宰輔
西村壽而三 V 桧垣秀雄
重成 格 SS ※島田 叡
田井 達 LF 牛場友彦
(補 欠) CF 奥村隆三
橘 義一 RF 滑川二三郎
2 得點 4+A
審判者 北澤正三
大正七年十月十八日(自午後三時卅分 至午後四時卅分)
第二十組
五 年 小 組
山根保三 P 加納丑郎
井上伉一 C 田中 勝
西 作市 T 小西俊二
泉 秀雄 U 黒坂専二
飯島 計 V 今治一雄
清水 正 SS 浅野朝雄
綱本勇吉 LF 甲斐重雄
山本福三 CF 西田成則
岡本完三 RF 近藤英男
3 得點 5+A
審判者 渡邊大陸
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