平成20年(96陽会)2008年

NO2

◎春季高校野球地区大会◎
平成20年4月1日(火) 神戸総合運動場サブ球場
〔中神戸〕
▽2回戦(1回戦不戦勝)
 神戸弘陵 360 01=10
  県兵庫 000 00=0

 (5回コールドゲーム)

                応援 有難うございました


 〔弘 陵〕 打 安 点
 F 永 安 3 1 0
 E 竹 中 2 1 0
 C 木 下 2 1 1
 B 川 越 3 0 1
 3  畠  0 0 0
 G 村 井 3 1 1
 H 前 田 3 1 1
 B 寺 本 3 1 2
 D 鈴 木 3 1 1
 @ 栗 原 2 1 1
    計  24 8 8

 〔県兵庫〕 打 安 点
 C 野 村 2 1 0
 E 児 島 2 1 0
 H 阪 口 2 0 0
 A 山 下 2 0 0
 @ 桝 本 0 0 0
 1 森 正 2 0 0
 F 森 脇 0 0 0
 7 西 原 1 0 0
 7  辻  1 0 0
 G 小 野 2 0 0
 B 金 本 1 0 0
 D 堀 野 1 0 0
    計  16 2 0

(弘)2 8 2 5 0 8 0
   振 球 犠 盗 失 残 併
(兵)5 0 1 0 1 1 0

 ▽三塁打=永安、寺本 ▽二塁打=鈴木 ▽暴投=桝本

〔投手成績〕
     回  安 責
 栗 原 5  2 0
 桝 本 12/3 5 9
 森 正 51/3 1 0

〔評〕1回、神戸弘陵の先頭打者・永安の放った一塁ベースをかすめる一打が試合の行方に大きく影響した。一瞬、ファウルと思われる際どいコースに飛んだ。一塁審判のゼスチュアーはフェア。打球は右翼線を転々。永安は一気に三塁を陥れた。

 中井監督は『あの一打で桝本は完全に動揺してしまった』と言う。出鼻をたたかれた桝本は本来のピッチングを見失ってしまった。四球、外飛、四球のあと5、6番に連打を浴びいきなり3失点。

 桝本の乱れはなおもつづいた。2回、寺本の左中間三塁打、3四死球で降板。森正も代わりはな痛打を浴びてこの回6点を失って9−0。
 打線は弘陵・栗原に手が出ず野村の三塁内野安打と児島の中前安打の2本のみ。二塁に進んだのは2人、三塁を踏む者なし。文字通りの完敗だった。

〔観戦記〕肌寒くかなり強い風が外野に向って吹く中試合はスタートした。強敵を相手に先発・桝本は先頭打者にいきなり三塁打を浴びると制球、球威とも全く精彩を欠き押し出しなどで3点を失う。桝本の乱調はなおも続く。2回途中森正の救援を受けるまでに5四死球を与え致命的な追加点を与えてしまった。

 2回途中桝本をリリーフした森正は代わりはなタイムリーを浴びて追加点を与えたが3、4回は内野ゴロを打たせ弘陵打線を抑えた。しかし肝心の打線が弘陵・栗原のスライダーに手が出ない。放った安打は2。その上5回2失策とスクイズで10点目を失って5回コールド負けを喫した。
                                                         =樋口 潤野球部部長=

[対県神戸高定期戦]
平成20年5月8日(木) 神戸高校

 県神戸 011 000 001=3
 県兵庫 002 002 01X=5 

 【県神戸】     打

 

 

 

 

【県兵庫】 

 

 

 

 

C

 

 

 

4

 

1

 

1

 

 

 

 

E

 

 

 

3

 

0

 

1

 

 

D

 

 

 

4

 

1

 

0

 

 

 

 

C

 

 

 

4

 

1

 

0

 

 

E

 

 

 

4

 

0

 

0

 

 

 

 

F

 

 

 

2

 

2

 

4

 

 

A

 

 

 

4

 

1

 

1

 

 

 

 

A

 

 

 

5

 

1

 

0

 

 

H

 

 

 

 

4

 

0

 

0

 

 

 

 

@

 

 

 

4

 

1

 

0

 

 

B

 

 

 

4

 

0

 

0

 

 

 

 

H

 

 

 

2

 

1

 

0

 

 

G

 

 

 

3

 

1

 

0

 

 

 

 

B

 

 

 

3

 

2

 

0

 

 

F

 

 

 

1

 

0

 

0

 

 

 

 

D

 

 

 

4

 

2

 

0

 

 

@

 

 

 

0

 

0

 

0

 

 

 

 

G

 

 

 

4

 

0

 

0

 

 

1

 

 

 

0

 

0

 

0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

31

 

10

 

5

 

 

1

 

 

 

0

 

0

 

0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28

 

4

 

2

 

                               

 ▽本塁打 森脇、小林 ▽二塁打 桝本、森脇

☆森脇、2ランを含む4打点 連敗ストップへ桝本が粘投☆
【評】
本年の定期戦は平成6年(1994年)以来となる神戸高校が試合会場となった。
100周年記念行事直後で例年にも増して部員の勝利への希求が高まった試合であり、捕手山下の冷静な試合判断と主戦桝本の気迫が目立った。

 試合の圧巻は3回で兵庫は2点差を場外ホームランとなった森脇の一振りで追いついた。その後、兵庫は押し気味に試合を進め6回に相手投手の乱れをついて逆転した。終盤に両校とも1点を取りあったが兵庫が神戸を押し切った。

                            =樋口 潤野球部部長=

              3回裏 森脇 2ランホームラン