平成16年7月19日(月) 春日球場
▽3回戦
明石高専 100 000 000=1
県兵庫 000 001 01×=2
〔明石高専〕打 安 点 〔県兵庫〕 打 安 点
E 豊 田 4 1 0 G 森 4 3 1
F 彦 坂 4 0 0 A 黒 木 2 1 0
A 藤 田 2 2 1 E 渕 崎 3 0 0
@ 山 本 3 0 0 H 杠 4 2 0
G 長 井 4 0 0 @ 古 耶 3 1 0
B 尾 崎 4 1 0 F 近 藤 4 0 0
H 林 4 0 0 B 仲 野 3 0 0
D 高 田 3 1 0 D 吉 村 1 0 0
C 高 嶋 3 1 0 C 城 1 0 0
計 31 6 1 計 25 7 1
(明)2 2 1 1 1 6 0
振 球 犠 盗 失 残 併
(兵)3 4 5 1 1 8 0
▽本塁打=藤田 ▽二塁打=高田、森 ▽1時間51分
☆県兵庫、9年ぶりの4回戦進出
古耶3試合連続完投勝利!!☆
〔評〕明石高専は1回二死後藤田が左翼本塁打して先手を取った。県兵庫が今大会で先行許したのは初めて。5回まで無得点に抑えられ1点の重圧に苦しんでいた県兵庫が6回同点に追いついた。無死吉村が四球、城がバントで送ったあと森が中前にタイムリー。2回以後古耶は明石高専に追加点を許さず勝負は終盤に持ち込まれた。
◎…8回、県兵庫が決勝点を挙げた。無死森が左中間二塁打して攻撃の口火を切る。黒木が送って一死三塁、渕崎がスクイズを決めて均衡を破った。この1点が決勝点になり県兵庫は平成7年以来久々に3回戦を突破した。また古耶はバックの好守にも助けられ3試合連続完投勝利を飾った。
〈観戦記〉接戦だった。1点を巡っての試合経過。5回を終わって0−1とリードされていたが、逆転を信じていた。6回、森のタイムリーで同点に追いついたとき勝利を確信した。8回に1点が入った瞬間張り詰めた気持ちが一気にゆるんだ。
3試合連続完投勝利を挙げた古耶の力投は“素晴らしい”というほかない。緊迫感にあふれる好ゲーム。
=中原和彦野球部顧問=
6回同点のホームイン
平成16年7月22日(木) 姫路球場
▽4回戦
県兵庫 000 002 100=3
星 陵 101 121 01×=7
〔県兵庫〕 打 安 点 〔星 陵〕 打 安 点
G 森 3 1 1 E 仲 5 1 1
A 黒 木 5 2 1 B1初 田 4 0 0
E 渕 崎 2 1 0 G 橋 本 3 1 1
6 藤 田 1 0 0 H 永 添 3 2 3
H 住 友 1 0 0 A 土 井 3 1 0
H 杠 4 1 1 F 浜 崎 4 0 0
@ 古 耶 3 2 0 @ 鈴 木 3 2 1
F 近 藤 3 0 0 R3五 嶋 0 0 0
B 仲 野 1 0 0 C 吉 成 3 0 1
H 大 塚 1 1 0 D 西 川 4 2 0
3 奥 山 0 0 0
D 吉 村 2 0 0
C 城 4 1 0
計 30 9 3 計 32 9 7
(兵)9 5 4 2 4 9 0
振 球 犠 盗 失 残 併
(星)2 2 4 3 1 7 1
▽三塁打=土井、森、鈴木 ▽二塁打=永添、杠 ▽暴投=古耶 ▽=1時間53分
★4失策が命取り★
〔評〕星陵7、県兵庫3。試合内容は得点差ほどの開きはなかった。むしろ攻撃とくに走塁ミスがなかったら勝敗に行方はどうなっていたか分からない。県兵庫にとって悔まれるのは6回。点差は5。無死で森が中堅への三塁打、黒木左前適時打して1点を挽回。
犠打、杠の左中間二塁打で二塁から黒木が還り2点目。反撃態勢に入った。ところが無理な走塁がせっかくの気勢をそいでしまう。古耶が右中間へ安打。二塁からのホームインは打球の速さ、コースを考えるとタイミング的には無理と見られたが強引に突入、中堅からの返球にホームベース寸前でタッチアウト。
この時点では3点差。一死一、三塁にしてじっくり攻めるべきではなかったか。4失策がことごとく失点に結びついた守備の乱れも敗因。
〈観戦記〉この試合に勝てばベスト16入りだった。久しぶりの4回戦進出に選手たちは闘志を燃やした。勝ちたかった。しかしバックの守りに乱れが、さらに疲れのせいか古耶にこれまでの精彩がない、そこを星陵に突かれた。
やらずもがなの得点を与え点差を広げられた。攻めても暴走と思えるミスが出て自ら墓穴を掘った感じ。4試合連続完投の古耶の頑張りは大いに讃えられるべきだろう。
=中原和彦野球部顧問=
残念!! 応援有難うございました |
|