平成15年(91陽会)2003年

NO5

〔91陽会〕平成16年卒
小林 良輔  投手
田村 憲一  投手
中原 将吾  捕手
酒井 章嘉  一塁
田中 達也
沼本  翼  一塁
明島 裕志
永野 晃平  二塁
久米 啓之  三塁
徳永  悠
増田 琢也
若林 輝樹  遊撃
武藤 伸明  左翼
荒尾 太介
小田 祥平  中堅
櫻間 啓之  右翼
中西 啓介
 
☆思い出☆
  91陽会主将 小田 祥平

 兵庫高校野球部。私のこれまでの野球人生の中で、兵庫高校野球部での3年間は私自身に非常に大きな影響を与えた3年間であり、今でも鮮明な記億として残っている。

 勝利の喜ぴや敗北の悲しみ、苦しい練習やチームメイトとの信頼の構築、ひとつひとつのプレーをとても懐かしく感じる。充実した3年間を送る中で、様々なことを学び、感じ、得ることができた。ここで、私自身が得ることの出来たものを、いくつか挙げてみたいと思う。

 まず最初に挙げたいのは、『大切な仲間』である。高校に入学し、チームを結成して以来、一つの目標に向かって共に戦ってきた。時には褒め合い、時には厳しい言葉を掛け合い、時には支え合いながら、お互いを高めあってきた。

 私たちのチームの持ち味、武器はチームワークであり、チーム全員で掴んだ勝利は今でも忘れない。今でもこの大切な仲間とは、定期的に集まっており、一生の付き合いになりそうである。

 次に、『責任感』を挙げたい。野球はチーム力が大切である。各ポジション、各打順で役割が異なり、誰一人欠けてはいけない。自分自身がチームのために出来ること、しなければならないことを考え、行動している中で、チームヘの自分自身の責任というものを感じるようになった。

 又、選手の自主性が高いチームの主将を務め、チームの状態を考えながら練習メニュー等を考える中で、チームの代表としての責任感を身につけることが出来た。この責任感は、今の私にとって大きな力となっている。

 そして、忘れてはいけないのが『感謝の気持ち』である。監督、コーチからは厳しい優しさを頂き、マネージャーからは陰から支えてもらい、両親には暖かく見守ってもらい、そして、すばらしいチームで大好きな野球をすることができて、本当に私は幸せである。

 他にも様々なものを兵庫高校野球部で得られた。これらの大切なものを、これからの人生にも活かしていきたい。

 最後に、監督、部長、コーチ、マネージャー、チームメイト、保護者の方々、兵庫高校野球部を応援してくださったすべての方々に、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思う。