平成14年(90陽会)2002年

NO3

平成14年7月27日(日)
《兵庫が生んだ沖縄の島守― 
  島田 叡さんしのび500人  
    神戸友愛提携30周年語り継ぐ会》

 《最後の沖縄県知事》島田 叡(あきら)さんをしのぶ「兵庫が生んだ沖縄の島守―島田 叡さんを語り継ぐ会」が平成14年7月27日、神戸中央区の県民会館で開かれた。

 兵庫・沖縄友愛提携三十周年記念県民交流推進委員会と島田さんの母校の神戸二中(県兵庫高校)同窓会「武陽会」、沖縄県人兵庫県本部の主催によるもので稲嶺恵一沖縄県知事も出席、貝原俊一前兵庫県知事ら約500人が参加した。

 シンポジウムでは戦争で母親を亡くした沖縄県人会兵庫本部の宮城正雄さん(75)が『沖縄戦を恨み続けたが、県民を思い、軍が禁止した方言を許したという島田知事の話を聞いたとき、救われた気持ちになった』と思い出を語った。

 参加者には島田さんの功績を伝える冊子が配布されたが、この冊子は兵庫県と沖縄のすべての図書館と高校に寄贈される。

※島田 叡さんについての詳しい資料は、こちら(大正7年(1918)P08)
       (注:参照後、「ブラウザの戻る」をクリックしてお戻りください)

◎県秋季高校野球地区大会◎
平成14年8月18日(日) 市神港栄
〔中神戸〕
▽1回戦
 村野工 000 210 000 05=8
 県兵庫 010 101 000 00=3

    (延長11回)

 〔村野工〕 打 安 点   〔県兵庫〕 打 安 点
 E 奥 村 5 2 2   C 永 野 4 1 0
 F  原  5 1 0   D 久 米 4 0 0
 G 森 田 6 1 0   A 中 原 5 0 0
 D 澤 田 4 3 1   F 武 藤 4 0 1
 H 牧 山 5 2 0   @ 田 村 3 1 0
 C 村 田 4 1 2   1 小 林 0 0 0
 B 本 田 5 1 2   H 増 田 1 0 1
 A 穂 森 4 2 0   E 若 林 3 1 0
 @ 高 松 5 1 0   G  杠  4 2 2
 B 沼 本 4 1 1
 H 小 田 3 1 0
    計  43 14 8       計  35 9 3

 ▽二塁打=高松、本田、杠、牧山、村田
 ▽三塁打=森田、杠
 ▽本塁打=奥村(村)

(村)9 1 2 2 0 6 0
   振 球 犠 盗 失 残 併
(兵)4 2 6 0 3 8 0

     回  打 安 振 四 失 責
 田 村 7  30 8 5 2 3 3
 小 林 4  18 6 4 1 5 5

県兵庫、延長11回力尽く
〔評〕県兵庫は2回、一死二、三塁から沼本の三前スクイズで1点を先行したが、村野工は4回本田の左翼二塁打で2点を入れて逆転。

 その裏県兵庫はすかさず同点に追い着く。
 武藤の左前打をきっかけにチャンスをつかみ1年生杠が左前にタイムリー二塁打。村野工が5回1点をリードすれば6回またも杠が左翼に三塁打して同点。試合は1点を争うシーソーゲームとなり3ー3のまま延長にもつれ込んだ。

◎…8回から登板した小林は8、9、10回を三人ずつで退けたが11回奥村の左越え本塁打を始め4安打を集中されて決定的な5点を失い健闘及ばず敗れた。

平成14年8月21日(水) 神戸弘陵
▽敗者復活1回戦
 県兵庫 002 000 004=6
 兵庫商 002 000 300=5

 〔県兵庫〕 打 安 点   〔兵庫商〕 打 安 点
 C 永 野 4 2 0   C6木 村 5 2 0
 D 久 米 2 1 0   G 友 永 4 0 0
 A 中 原 4 3 1   A 溝 渕 3 0 0
 F 武 藤 3 1 1   @9森 澤 3 1 1
 @ 田 村 4 1 2   B 大 田 4 0 0
 E 若 林 4 1 1   F 原 田 4 1 0
 G  杠  4 1 1   H 山 本 1 0 0
 B 沼 本 3 0 0   4 西 坂 2 0 0
 H 荒 尾 0 0 0   D 平 野 3 0 0
 3 田 中 1 0 0   E1松 島 3 0 0
 H 小 田 4 1 0
    計  33 11 6      計  32 4 3

 ▽二塁打=原田、田村

(兵)5 7 4 0 3 11 0
   振 球 犠 盗 失 残 併
(商)8 6 1 0 0 6 0

☆県兵庫、9回、驚異の逆転劇☆
〔評〕県兵庫は3回、無死永野が左前安打、久米四球でチャンスをつかみ武藤、若林の適時打で2点を先行。しかし、兵庫商はその裏すぐさま死球、バントと木村の左翼二塁打、敵失を絡ませて同点に追い着いた。

◎…2−2の均衡が破れたのは7回。兵庫商は一死から敵失、木村の右中間安打、森澤のタイムリーなどで3点を挙げ大きくリードした。終盤での3点差、県兵庫ベンチに暗雲が漂い始めた。ところが瀬戸際の9回に驚異的な逆転劇を見せた。

◎…9回、県兵庫は無死、永野、久米の連続死球で突破口を開き、まず中原が中前に適時打。さらに武藤の犠打、田村の右翼二塁打、杠の左前安打でこの回計4点を奪って鮮やかに逆転した。ぎりぎりの状態で、それも3点差を見事ひっくり返した県兵庫ナインの気力は素晴らしい一言に尽きる。

◎…平成13年春季地区大会2回戦で神戸北を8−1で敗って以来の公式戦勝利。また公式戦の連敗は“7”でストップ。