昭和27年(40陽会)1952年

NO1

〈神戸新聞〉
[県高校選抜野球洲本大会]

昭和27年4月12日(土)洲本三熊公園球場
▽1回戦
 県兵庫 020 000 000=2
 洲 本 001 000 16X=8


 (県兵庫) 打安失    (洲 本) 打安失
 8 高 山 410    7 久下本 300
 4 水 上 300    2 加 藤 400
 79 常 徳 400    8  鷲  400
 2 米 崎 401    5 志 貴 301
 6 橋 本 202    6 阿 部 312
 6 市 川 100    3 沖 田 311
 5 西 田 300    9 沖 津 200
 7 藤 井 300    9 長 尾 210
 9  都  000    1 北 口 420
 3 木 下 320    4 木戸内 330
 1 鈴 木 300
 1 藤 田 000
     計 3033        計 3184

 (県兵)206140
     犠盗振球残併
 (洲本)203671

 ◇二塁打=木戸内2 ◇試合時間=2時間5分

[対県神戸高野球定期戦]
昭和27年
 県兵庫 6−4 県神戸

[春季県高校野球大会]
昭和27年5月3日(土)明石球場
▽1回戦
 関 学 000 011 101=4
 県兵庫 000 000 000=0


 (関)矢形−岡本
 (兵)鈴木−米崎

【第34回全国野球大会兵庫予選】
〈朝日新聞〉
昭和27年7月24日(木)甲子園
▽2回戦
 県兵庫 000 000 0=0
 鳴 尾 011 200 3=7

     (7回コールドゲーム)

 〔県兵庫〕 打安失
 左 藤 井 410
 二 水 上 310
 中 富 山 200
 捕 米 崎 300
 三 西 田 310
 遊 橋 本 112
 遊 市 川 200
 右 常 徳 100
 一 萩 野 210
 投 鈴 木 100
 投 高 畠 000
 投 藤 田 100
     計 2352

 〔鳴 尾〕 打安失
 遊 宮 本 430
 中 杉 山 300
 左 大 浜 410
 捕 藤 尾 430
 投 中 田 320
 右 畠 山 200
 一 羽根田 300
 三 加 登 210
 二 樋 口 310
     計 28110

 (兵)12641
    犠盗振四併
 (鳴)10231

 ▲二塁打=宮本、藤尾 ▲三塁打=宮本

〔評〕期待された一戦ではあったが、兵庫案外振わず鳴尾の一方的な試合となった。鳴尾はまず兵庫橋本遊撃手の二回にわたる失策から二、三回の拾い物の二点を先取。四回宮本の三塁打で二点を挙げ、さらに五回1四球と3安打を集中、三点を加え、優勝候補の貫祿を発揮して七回コールドゲームで制勝した。

 兵庫は遊撃手の手痛い失策と、主戦投手鈴木の故障から苦しい闘いを続け、打棒も鳴尾中田投手に封じられ、五回に迎えた二死二、三塁の好機も後が続かず零敗。

(昭和27年度優秀選手)米崎隆也、常徳志良

[秋季県高校野球大会]
▽2回戦
 県神戸 000 000 003=3
 県兵庫 000 000 000=0