昭和26年(39陽会)1951年

NO1

[第2回県高校選抜野球洲本大会]
昭和26年4月14日(土)洲本・三原
▽1回戦
 県兵庫 000 000 000=0
 鳴 尾 000 000 001=1 

 (兵)3767422    片岡−米崎
    打安振四盗失
 (鳴)3096300    野武−山田 

[第8回県神戸對県兵庫定期野球戦]
昭和26年5月28日(日)県神戸高
 県兵庫 000 000 000=0
 県神戸 040 000 00X=4
 
(県神戸の5勝3敗) 

【第33回全国野球選手権大会兵庫予選】
昭和26年7月20日(金)甲子園
▽2回戦
 村野工 010 000 000=1
 県兵庫 302 000 00X=5
 

 (村)272761    窪田−福永
    打安振四失
 (兵)3010420    渡部−米崎 

昭和26年7月25日(水)甲子園
▽3回戦
 市尼崎 100 000 030 0=4
 県兵庫 100 000 030 1=5
     
(延長10回) 

 (尼)301043   竹下、正門−日下
    打安振四失
 (兵)3212452   渡部、片岡−米崎 

 ▲三塁打=渡部(兵) ▲二塁打=米崎(兵)杉山(尼) 

〔評〕一回両チーム一点ずつ入れたあと、二回から七回までは双方とも無得点。
 八回尼崎は四球、安打、失策などで三点をあげ試合を決定したかに見えたが、その裏兵庫も三塁打、単打各一本、二つの四球などでたちまち同点。
 延長戦に持ち込み十回兵庫は四球に出た渡部二盗に成功、米崎の三前安打で無死一、三塁となり、常徳の一打は左中間にさよなら安打となって尼崎は惜敗した。 

〈朝日新聞〉
昭和26年7月27日(金)西宮球場
▽4回戦
 県兵庫 110 002 000=4
 兵庫工 000 020 001=3
 

 〔県兵庫〕 打安失   〔兵 工〕 打安失
 遊 榎 井 500   左 西 岡 300
 二 河 井 410   二 栗 岡 410
 右 渡 部 410   三 飯 山 202
 捕 米 崎 410   中 立 田 520
 一 常 徳 400   一 山 上 410
 左 船 戸 420   右 花 室 100
 三 金 本 100   右 土 原 200
 投 片 岡 200   捕 北 田 200
 中 吉 岡 310   投 山 崎 000
             投 岡 崎 300
             遊  辻  411
     計 3160       計 3053 

 ▲三塁打=米崎(県) ▲二塁打=船戸、吉岡(県)
 (県)311030
    犠盗振四併
 (兵)14610 

〔評〕県兵庫は一回一死後左前安打と米崎の三塁打で一点、二回船戸の二塁打と三塁失で一点をあげ、兵工をリードした。
 兵工は五回二死後2四球、重盗で走者二、三塁となり、立田中前安打し二者生還、同点に持ち込んだのに対し、県兵庫は六回捕手のインターフェアーと三塁失で二走者を出し、吉岡の右前安打が幸運にも右へバウンドし、兵工右翼のリレーのまずさから一点に止まるところを再び二点を奪われ、後半だけに手痛いリードを許した。

 7回反撃に出た兵工は左前安打、四球と暴投で無死満塁の好機を迎えたが、けん制に刺されるなどで無得点。さらに八回一死後山上中前安打、北田四球で出たが岡崎右飛、辻投飛で反撃ならず。九回二死後、立田の中前安打で一点を返したが、後援続かずに敗れた。 

昭和26年7月29日(日)西宮球場
▽準々決勝
 県兵庫 000 000 001=1
 県神戸 110 000 00X=2

 (兵)渡部、片岡−岡本
 (神)増山−吉岡 

 (兵)328034529
    打安犠盗振球失残
 (神)253216415