昭和43年(56陽会)1968年

NO1

[対県神戸高野球定期戦]
昭和43年5月15日(水)神戸市民球場
 県兵庫 030 000 001=4
 県神戸 100 100 000=2


〈神戸新聞〉
【第50回全国野球選手権大会兵庫予選】

◎県予選登録メンバー◎

 部長 樋口 秀雄
 監督 柳生  茂
 投手 斎藤 雅督B
 捕手 辻  隆正A
 一塁 塩谷  満A
 二塁 児島  博A
 三塁 石井 庸朱B   
 遊撃 金城 照夫B
 左翼◎河野 正司B
 中堅 山本  卓B
 右翼 松末 成美@
 控  三村 譲二A
 〃  沢田 信昭A
 〃  梅川 恵司@
 〃  石野 修造@
 〃  坂本 曉太@
 〃  日向  進@

昭和43年7月22日(月)甲子園
▽1回戦
 明石南 010 000 140=6
 県兵庫 000 210 110=5


 〔明石南〕 打安点失     〔県兵庫〕 打安点失
 E 藤 井 5001     D 石 井 3001
 C 西 海 4000     G 山 本 4000
 D 前 本 3110     E 金 城 5000
 F2 小林 4210     F 河 野 5310
 H7 碩  4320     A  辻  5200
 B 三 宅 4110     H 松 末 4100
 A 川 口 2001     C 児 島 2120
 9 鳥 住 2100     B 塩 谷 3101
 @ 篠 原 3211     @ 斎 藤 2010
 G 井 上 3000
     計 341063         計 33842

 (明)031105
    振球犠盗併残
 (兵)2455110

 ▽本塁打=河野 ▽三塁打=小林、辻、前本、碩 ▽二塁打=河野
 ▽暴投=篠原、斎藤 ▽捕逸=小林 ▽試合時間=2時間27分

〔評〕七回、県兵庫は河野が左翼へ本塁打して4−2、ダメ押し点にしたかと思われたが、八回になって明石南打線が爆発した。一死、西海四球のあと前本がカーブを右越え三塁打、小林の三前スクイズ(内野安打、野手悪投で小林二進)で同点。

 さらに碩がカーブを右線三塁打、三宅もカーブを三遊間安打して逆転した。それまで斎藤のカーブに苦しめられていたが、この回はよく引きつけ積極的にならっていったのが成功した。

(昭和43年度優秀選手)河野正司