昭和39年7月28日(火)神戸市民球場
▽4回戦
県兵庫 000 000 020=2
姫路商 000 400 00X=4
(県兵庫) 打安点 (姫路商) 打安点
G 森 下 400 D 上水流 211
D 保 坂 400 C 曽 根 411
F 宮 長 310 H 山本一 400
B 奥 田 411 G 松 本 410
E 片 山 431 B 後 藤 100
A 幤 410 3 見 方 000
C 島 田 300 @ 藤 原 410
@ 中 野 100 F 岡 421
19 勝 200 A 山本輝 210
H 中 西 100 E 神 山 201
H 川 崎 200
1 大 野 110
計 3372 計 2774
(県兵)750019
振球犠盗併残
(姫商)472208
▽二塁打=松本、片山 ▽ボーク=中野2 ▽失策=県兵庫0、姫路商0
▽試合時間=2時間25分
〔評〕姫路商は四回、松本が右中間二塁打、後藤四球、藤原投前バント安打で無死満塁の絶好機。岡の中前打で二人目の後藤は本塁で憤死したが、ボークで二、三進後、2四球で押し出し、上水流の右犠飛で4点をあげた。一年生の左腕藤原もよく投げた。
終盤は疲れが目立ち、県兵庫の追い込みを許して、連続無失点は31インニングで終ったが、カーブを多投して振り切った。県兵庫は終盤猛反撃に転じ、八回には3四球で一死満塁。奥田、片山の連続タイムリーで2点差に迫り、なお満塁と攻めたが、幤の中飛で本塁をついた宮長が松本の好返球に刺され併殺。
九回の一死一、二塁も逃がし、いま一歩のところで力つきた。結果的には先発中野の見切りがおくれたことが致命傷。なお片山はこの試合でも好打し、3試合通算13打数、9安打、8打点(三塁打3、二塁打2)の活躍を示し注目を浴びた。
52陽会(昭和40年卒)
長瀬 弘二 投手
幤 英樹 捕手
奥田 治 一塁
島田 耕作 二塁
保坂 博三 三塁
片山 透 左翼
村井 昇 左翼
森下 義人 中堅
藤村 益生 左翼
原田 博文 マネ
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