[対県神戸高野球定期戦]
昭和37年5月16日(水)神戸市民球場
県兵庫 000 000 000=0
県神戸 400 002 00X=6
〔県兵庫〕 打安点 〔県神戸〕 打安点
H 前 川 200 A 中 本 410
C 佐々木 300 B 原 田 300
F 中 田 420 C 浅 野 410
E 前田光 300 E 小 林 310
A 寺 津 400 F 山 田 420
D 河 野 310 G 植 田 312
B 増 田 300 D 吉 岡 201
G 富 田 200 H 田 路 212
8 田治米 100 H 大 谷 100
@ 富 永 200 9 春 藤 000
1 前田一 100 @ 上 山 100
1 八 木 200
計 2830 計 2975
振球犠盗併残 振球犠盗併残
1131005 151405
△二塁打=田路 △失策=県兵庫3、県神戸1
△審判=(球)峰本、大黒、八木
△試合時間=2時間14分
〔評〕県神戸は1回県兵庫・富永投手を攻め立て4長短打に四死球、盗塁をからませて大量4点を先行。さらに6回にも2点を加えて6−0、県神戸のワンサイドとなった。
県兵庫の貧攻は目を覆うばかり。上山、八木両投手に完全に抑えられ3安打散発、チャンスの足がかりすらつかめなかった。県神戸は定期戦3年連続勝利。
〈神戸新聞〉
【第44回全国野球選手権大会兵庫予選】
昭和37年7月23日(月)西宮球場
▽2回戦
県兵庫 030 012 032=11
出 石 011 100 000=3
(県兵庫) 打安点 (出 石) 打安点
F 中 田 443 E1 矢野 411
G 富 田 200 D 筒 井 300
9 山 本 311 A 門 垣 510
H8前田一 531 B 三 木 201
E 前田光 500 F8福 島 300
D 寺 津 400 @6平 井 300
A 田治米 520 G7一 ? 300
C 田 頭 200 9 山 田 000
H 奥 田 000 H 家 元 210
4 小 谷 100 97 多 根 100
B 増 田 412 C 水 野 301
@ 富 永 23
計 391310 計 2933
(県兵)1044009
振球犠盗併残
(出石)1382809
▽三塁打=中田2、富永 ▽二塁打=中田 ▽暴投=富永 ▽失策=兵庫3(前田光、寺津、富永)出石4(三木、平井、家元、水野)
▽試合時間=3時間6分
〔評〕毎年上位に進出する県兵庫が三年生三人という經験浅い出石に苦戦した。
二回県兵庫はバント作戦と中田の二塁打などで3点を先取して楽に試合を進めるかと思われたが、富永投手が制球を乱したり、エラーが出たりで二、三、四回に1点ずつかえされ、同点にされた。
しかし県兵庫が中盤の五、六回に富永、中田の長打を足場に加点して主導権を握った。この長打は出石外野守備のまずさから生まれたもの。
昭和37年7月26日(木)甲子園
▽3回戦
県兵庫 100 000 010=2
県西宮 000 110 02X=4
(県兵庫) 打安点 (県西宮) 打安点
F 中 田 311 E 花 岡 210
G 富 田 310 H 堤 内 410
H1前田一 400 91 今 井 000
E 前田光 421 G 山 本 201
D 寺 津 300 B 三 木 211
A 田治米 410 F 中 島 211
C 田 頭 100 C 宮 崎 200
H 山 本 100 @ 辻 本 411
4 小 谷 100 9 戸 倉 000
B 増 田 410 D 伊 藤 300
@9 富永 200 A 西 本 200
計 3062 計 2354
(県兵)341006
振球犠盗併残
(県西)283216
▽三塁打=堤内、三木 ▽二塁打=富田、花岡、辻本 ▽捕逸=田治米
▽暴投=富永2▽失策=兵庫1(寺津)西宮0 ▽試合時間=2時間24分
〔評〕シーソゲームの熱戦だった。県西宮が四、五回の乱調から各1点を奪って逆転すると、県兵庫は八回、中田の左前適時打で同点にして試合を盛り上げた。
しかし、その裏、県西宮は先頭山本が四球、つづく強打三木が左中間を深々と破る大三塁打、中島も大きな中犠飛を放って2点を奪った。
三木、中島の当たりは強打県西宮の威力を発揮した感じで、豪快な得点だった。県兵庫はチャンスを確実に生かしていたが、中盤は辻本の大きなカーブに完全に押えられていた。
50陽会(昭和38年卒)
増田 勝 一塁
前田 光次 遊撃
富田 益吉 中堅
山本 義勝 マネ
佐々木 勇 二塁
前川 喜久 二塁
中田 隆夫 投手
中野 多聞 三塁
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